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  1. 入善町議会 2019-06-01
    令和元年第9回(6月)定例会(第3号)  一般質問・質疑・委員会付託


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年第9回(6月)定例会(第3号)  一般質問・質疑・委員会付託 2019-06-13 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 267 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 2 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 3 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 4 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 5 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 6 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 7 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 8 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 9 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 10 :  ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) 選択 11 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 12 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 13 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 14 :  ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) 選択 15 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 16 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 17 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 18 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 19 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 20 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 21 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 22 :  ◯消防署長(小路毅明君) 選択 23 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 24 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 25 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 26 :  ◯消防署長(小路毅明君) 選択 27 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 28 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 29 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 30 :  ◯消防署長(小路毅明君) 選択 31 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 32 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 33 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 34 :  ◯消防署長(小路毅明君) 選択 35 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 36 :  ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 選択 37 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 38 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 39 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 40 :  ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 選択 41 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 42 :  ◯建設課長(窪野 修君) 選択 43 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 44 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 45 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 46 :  ◯教育長(小川 晋君) 選択 47 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 48 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 49 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 50 :  ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 選択 51 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 52 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 53 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 54 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 55 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 56 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 57 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 58 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 59 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 60 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 61 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 62 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 63 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 64 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 65 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 66 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 67 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 68 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 69 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 70 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 71 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 72 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 73 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 74 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 75 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 76 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 77 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 78 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 79 :  ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 選択 80 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 81 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 82 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 83 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 84 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 85 :  ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 選択 86 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 87 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 88 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 89 :  ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 選択 90 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 91 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 92 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 93 :  ◯建設課長(窪野 修君) 選択 94 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 95 :  ◯8番(五十里忠茂君) 選択 96 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 97 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 98 :  ◯5番(本田 均君) 選択 99 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 100 :  ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 選択 101 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 102 :  ◯住民環境課長(泉 友子君) 選択 103 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 104 :  ◯総務課長(小林一雄君) 選択 105 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 106 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 107 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 108 :  ◯5番(本田 均君) 選択 109 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 110 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 111 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 112 :  ◯5番(本田 均君) 選択 113 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 114 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 115 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 116 :  ◯5番(本田 均君) 選択 117 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 118 :  ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 選択 119 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 120 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 121 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 122 :  ◯5番(本田 均君) 選択 123 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 124 :  ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 選択 125 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 126 :  ◯5番(本田 均君) 選択 127 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 128 :  ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 選択 129 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 130 :  ◯5番(本田 均君) 選択 131 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 132 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 133 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 134 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 135 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 136 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 137 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 138 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 139 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 140 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 141 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 142 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 143 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 144 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 145 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 146 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 147 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 148 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 149 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 150 :  ◯税務課長(横山国昭君) 選択 151 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 152 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 153 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 154 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 155 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 156 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 157 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 158 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 159 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 160 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 161 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 162 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 163 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 164 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 165 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 166 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 167 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 168 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 169 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 170 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 171 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 172 :  ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 選択 173 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 174 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 175 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 176 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 177 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 178 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 179 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 180 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 181 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 182 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 183 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 184 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 185 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 186 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 187 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 188 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 189 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 190 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 191 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 192 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 193 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 194 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 195 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 196 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 197 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 198 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 199 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 200 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 201 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 202 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 203 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 204 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 205 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 206 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 207 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 208 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 209 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 210 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 211 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 212 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 213 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 214 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 215 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 216 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 217 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 218 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 219 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 220 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 221 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 222 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 223 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 224 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 225 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 226 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 227 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 228 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 229 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 230 :  ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 選択 231 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 232 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 233 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 234 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 235 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 236 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 237 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 238 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 239 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 240 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 241 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 242 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 243 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 244 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 245 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 246 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 247 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 248 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 249 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 250 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 251 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 252 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 253 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 254 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 255 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 256 :  ◯副町長(梅津將敬君) 選択 257 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 258 :  ◯9番(五十里国明君) 選択 259 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 260 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 261 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 262 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 263 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 264 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 265 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 266 :  ◯議長(佐藤一仁君) 選択 267 :  ◯議長(佐藤一仁君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 議事の経過  午前10時00分 開議 ◯議長(佐藤一仁君) 皆さん、おはようございます。  ただいまより本日の会議を開きます。        ─────────────────────────            諸   般   の   報   告 2: ◯議長(佐藤一仁君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  本日の一般質問に際し、飯田選挙管理委員会委員長が説明員として出席する旨の報告がありました。  以上で報告を終わります。  これより本日の日程に入ります。        ─────────────────────────            町 政 一 般 に 対 す る 質 問 3: ◯議長(佐藤一仁君) 日程第1 町政一般に対する質問を昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。  1番 鍋嶋慎一郎君。  〔1番 鍋嶋慎一郎君 登壇(質問席)〕 4: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 議場の皆さん、そして、ケーブルテレビをごらんの皆さん、おはようございます。今回も質問の機会をいただきました鍋嶋です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、入善町の名誉町民であります前田常作氏のマンダラ塔が日に日にでき上がっていく姿を見て大変うれしく思うと同時に、椚山をはじめ入善町民のうれしさもひとしおのことと思います。  先月下旬の夕方、一日の田植えを終わらせ、急いで子どもを連れ舟見城に行き、沈みゆくすばらしい夕日をことしも拝んできました。昨年にも増して、すばらしいカメラで最高の一瞬を狙っている方が何人もおられ、改めて、ここから見る夕日は誰もが認める最高の景色なんだと感じたところであります。刻々と日が沈んでいくにつれ、濃いオレンジ色に包まれゆく扇状地を眺めながら、こんなすばらしい入善町のためにもっと頑張らねばと思いを新たに感慨にふけてきました。  一緒に行った息子はというと、そんな熱い思いで夕日を眺める親の姿を横目にすることもなく、舟見城周辺に仕掛けてある箱わなを見つけ、どうやって捕まえるん? 捕まったらどうなるん? 撃つが? 食べるが? ちょっと捕まってもいいかな? と興味津々な始末。入善町のためには、まずこの子の教育からだと改めて強く感じると同時に、何げないばかばかしい会話に平和な日常を感じ、幸せな気分で帰路につきました。
     それでは、通告に従い、分割方式にて質問させていただきます。  地域農業振興計画についてお伺いします。  JAみな穂では、3年間の事業の基本方針を策定し、地域農業振興計画を作成しています。そして、それに基づいて各事業を展開しています。  前回は平成28年に作成されており、それに基づき、ライスセンターの再編整備や白ネギや園芸品目の振興など、農業者の所得向上につながる事業だけでなく、移動販売や料理教室の開催など、地域に密着した事業も行われてきました。  この入善町では、農業が基幹産業の一つとも言えますし、移動販売や地産地消、食育など、農業者以外にとってもJAの事業は必要な存在となっていると思います。  しかし、JAだけでは振興計画を実施していくのは難しいと思います。農業者はもちろんですが、町全体で事業に取り組み、JAと協力して町の活性化に取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。  先月発行されたJAみな穂の情報誌には、今回策定された地域農業振興計画について記載されていました。  基本方針には、農業者の所得増大、地域の活性化へのさらなる挑戦が掲げられており、需要に応じた安全・安心な農産物の生産販売と特産物の維持拡大、総合事業を生かした担い手への提案と担い手育成、確保、生産トータルコストの低減、生活インフラ機能の発揮による地域の活性化の4つの施策があります。  1つ目の需要に応じた安全・安心な農産物の生産販売と特産物の維持拡大には、米づくりへの取り組みや園芸作物の拡大、継承について記載されています。この中に書かれている入善ジャンボ西瓜の継承については、既に入善町とJAみな穂、スイカ組合が一体となり、生産者の確保や生産量の増大に向けて動いています。  しかし、現在、JAみな穂ではジャンボ西瓜以外にも県の1億円産地事業として白ネギや里芋にも力を入れていますし、プラスワンとして取り入れている園芸品目はほかにもあります。また、あくまでも入善町の主力の作物は稲作です。入善町で安心して農産物を栽培できるよう、町としても販売力の強化やブランド化に力を入れていく必要があると思います。  2つ目の総合事業を生かした担い手への提案と担い手育成、確保では、担い手への対策や研修会の開催について記載されています。近年、農地はどんどん担い手へ集約されています。入善町がほかの市町村と比較しても耕作放棄地が少ないのも、担い手農家があるからこそだと思います。町でも担い手協やアグリンクなどの組織で担い手への支援を行っていますが、農家の高齢化のことを考えると、今後ますます担い手への支援が必要となっていくと思います。  3つ目の生産トータルコストの低減には、直播や新技術の推進について記載されています。米や農産物の買い取り価格の低迷が続いている現在、低コスト化や作業の省略化を図るには新技術の研究や普及が必要になっています。JAだけ研究を行うのは大変だと思うので、町や県で協力して、農業者の所得向上に協力していく必要があると思います。  また、この中では、現在工事が行われているライスセンターの再編についても記載されています。これまで入善町に5カ所あったライスセンターが1カ所になります。これまでに比べて農業者の利便性が低下する分、品質の均一化など農業者や実需者にとって利益が出るような運営をしていく必要があると思います。  4つ目の生活インフラ機能への発揮による地域の活性化では、移動販売や学校給食への供給、農業女子への支援についてなどについて記載されています。町からも補助金を出している移動販売は、町内の買い物弱者にとって生活に必要なものとなっています。椚山の町営住宅が移転した際も、スーパーが遠くなり、買い物に行くのに不便になった高齢者がおられました。そこで、そういった高齢者のために、現在の住宅に移動販売に行くなど、多くの場所で必要とされています。  また、以前から、農業者でつくる女性団体などから積極的に学校給食に野菜を出荷してもらっていますが、入善町の地産地消や食育に貢献している一方で、高齢化により現在の会員が減少していく傾向が見られるため、新規会員の確保が急務となっています。  以上のように、JAみな穂の地域農業振興計画には、この入善町にとって必要な事業について多く記載されています。入善町の基幹産業と言える農業を盛り上げるのはもちろんですが、農業者に限らず、人にとって食というのは必要不可欠なものです。町民に安心・安全な食を届けるだけでなく、農作物には食育や食を通した交流なども期待できます。  これまで、入善ジャンボ西瓜の新規栽培者確保や担い手への対策、ライスセンターの整備や移動販売の運営に対する支援など、入善町としてもJAみな穂の地域農業振興計画に対してさまざまな支援を行ってきたと思いますが、今回の地域農業振興計画を踏まえて、今後、町としてどのようにかかわっていく予定なのかお聞かせください。 5: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  地域農業振興計画について、笹島町長。 6: ◯町長(笹島春人君) 皆さん、おはようございます。梅雨の晴れ間のすばらしい青空の一日となりました。町政一般にわたる質問もきょうが2日目ということであります。本日も誠心誠意をもって答弁をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、鍋嶋議員の地域農業振興計画についての御質問にお答えをいたします。  地域農業振興計画は、JAみな穂が策定している計画であり、本年度より農業者の所得の増大、地域の活性化へのさらなる挑戦を基本方針として、新たな計画をスタートされたところであります。  計画期間は令和元年より令和3年までであり、需要に応じた安全・安心な農産物の生産販売と特産物の維持拡大や、総合事業を生かした担い手への提案と担い手育成・確保など、4つの柱の構成で、非常に多岐にわたる、いずれも地域農業を活性化させるための重要な施策であると考えております。  この地域農業振興計画と町とのかかわり方についてでありますが、町の農業施策は、JAみな穂をはじめ、国、県など関係機関との連携が不可欠であり、これまでも歩調を合わせた実施を行ってまいりました。今後もお互いに協力、連携して、地域の農業の発展に努力してまいる所存であります。  それでは、この振興計画のうち、特に関連の深い事業について御説明をさせていただきたいと思います。  まずは、1つ目の柱であります需要に応じた安全・安心な農産物の生産販売と特産物の維持拡大に係る特産物の生産拡大、技術継承に係る事業についてであります。  町を代表する特産品であります入善ジャンボ西瓜の振興施策として、これまで新規就農支援事業や新規栽培促進事業などに取り組んでまいりました。  今年度からは、新たに作付株数の増加を促す振興事業や、入善高校農業科において入善ジャンボ西瓜の生産に係る労働力の軽減などを模索するNEW農チャレンジ事業を始めたところであり、今後も担い手の育成と技術の継承を振興してまいります。  次に、1億円産地づくり事業についてであります。  この事業は、国内での米の需要が年々低下する中、園芸作物の生産、販売の拡大、安定を図り、富山県産園芸作物の産地づくりを推進することで農業者の所得増大を図る事業であります。  JAみな穂管内では、白ネギと里芋の生産拡大を目指しておりますが、町といたしましても、昨年度は、JAみな穂の白ネギ調製ライン・保冷庫の設置、里芋の選別機・乾燥設備の整備に支援を行ったところであります。  また、町では、白ネギ、里芋以外にも県の推奨する品目についての支援を実施しており、入善産園芸作物の販売力強化やブランド化に寄与するものと考えております。  このほか、需要に応じた生産と、水稲と特産園芸作物を組み合わせる水田フル活用事業の活用を図るとともに、地域営農とも補償制度の堅持に努めてまいります。  次に、2つ目の柱である総合事業を生かした担い手への提案と担い手育成、確保についてであります。  町では、担い手への集積が加速する中、担い手がその需要に対応できるよう、規模拡大や経営の安定化に資する農業機械施設の整備支援や、法人化への支援を実施いたしております。加えて、新規就農者の確保が重要であることから、JAみな穂や農林振興センターとともに、新規就農者への激励や次世代人材投資資金、就農準備研修事業など、新規就農者への支援を実施いたしております。  今後も新たな担い手となる人材の掘り起こしや支援を継続し、入善町の農業の生産基盤を強化してまいりたいと考えております。  次に、3つ目の柱であります生産トータルコスト軽減では、施設再編による稼働率向上と、コスト低減策として、国の産地パワーアップ事業を活用しながら、JAみな穂による2カ所の米乾燥調製施設、ライスセンター建設を支援いたしております。このライスセンターは本年7月に竣工予定であり、高品質な入善産、あるいはみな穂米の安定供給に寄与するものと、大きく期待をしているところであります。  最後に、4つ目の柱である生活インフラ機能の発揮による地域の活性化についてであります。  JAみな穂が実施している移動販売については、導入時に町としても支援をしたところでありますが、買い物弱者にとって大変心強い取り組みであります。  また、女性農業者が食と農の主役として活躍できるよう、農作物の生産に関する知識、技術の研さんを目的とした農村女性大学、農業女子の集いなどを通じて農業女子のネットワークづくりを支援いたしております。地域活性化に女性の活力は不可欠であります。学校給食に地場産野菜を提供していただいております玉女の会など、各種女性グループにおきましては、これからも活躍をしていただけるものと期待をしております。  これらのいずれの事業も、JAみな穂をはじめ富山県農林振興センター、各農業団体など関係機関との連携が不可欠であり、今後の支援策につきましても、お互いの支援制度を組み合わせつつ、町内担い手の状況やニーズをはじめ、国の制度や動向について関係機関と連携を密にし、情報の交換、提供に努め、町の農業振興を図ってまいりたいと考えているところであります。  以上で、鍋嶋議員への答弁とさせていただきます。 7: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問があれば受けます。  1番 鍋嶋慎一郎君。 8: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) ありがとうございました。  今まで、ジャンボ西瓜についてNEW農チャレンジ事業、そして、ライスセンターの再編など、多く支援いただいていることで、農業者としては非常にありがたく、そして、やりやすい農業になっているのが現状です。とはいえ、なかなか農業者の収入が増えない、なかなかもうかる農業ができないというのも、その一方であるように感じます。  いろんな、4つ出ているわけですけれども、今一番足りないのは、足りなくなってくるといいますか、足りないのはやっぱり人で、農業をしてくれる人というのがどこの農家さんでも言われていることであります。やはり人口減少というのは仕方ないことかもしれませんけれども、でも、食というのはどうしても人間の生きていく上では切っても切れないものであります。やっぱりそういった食を守っていくためには、どうやって足りない人を補うか、そういう中で考えられてきているのが、今回、この中に言われています生産トータルコストの低減という中で、ICT技術の研究や活用というのがあります。そういったものをこれから使っていく、AIだったり、そして、GPSを使ったものという農機具など、多く出ているわけですけれども、やはりそういったもの、少しでも確立されたものを使っていくことで、人というのは、要らないわけではないですけれども、結構人手がなく作業できるようになってきているように感じます。  もちろん、お薬をまくのにしてでも、今はやってきているドローンを使ったり、先日も田植えのときに見てきたんですけれども、GPSを使った田植え、1人だけ田植え機に乗っていれば、もう何もしなくても、ターンも自動でやってもらえる、ただ、苗が足りなくなったら苗を継ぎ足せばいい、だけど、苗を継ぎ足すのも、密苗だからほとんど足さなくていい、そういう時代になってきています。  ただ、その機械を買うのにはお金がかかります。今あるものを新しく更新するのではなくて、そういった最新の技術、ICT、AIやGPSなどを搭載したもの、そういう新しいものを買うときに、何かしら金額的に多くなる分、そういったものを多少でも支援できるような体制が今度新しく3カ年の計画の中の新しい生産トータルコストの低減ということで、これからまた支援していけることではないのかなと思います。たくさん支援している中で、今度は3カ年計画でまた新しく支援していくには、そういったことも考えていくべきではないのかなと思いますけれども、どうでしょうか。 9: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁は。  小堀がんばる農政課長。 10: ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) ICT技術の活用による農業の魅力づくりということだと思います。農業においても高齢化が進み、人材不足ということになっておるわけですが、ここ数年で、このことで農地の集積がかなり担い手農家のほうに進んできております。このようなことの中で、新たな課題とすれば、効率的な経営ということがますます課題になってくるものと思います。  このICTの取り組みについても、国の制度も十分調査研究しながら、対応できるかどうか、対応していけるのではないかとかということを皆さんとともに話し合ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 11: ◯議長(佐藤一仁君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 12: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) またいろいろと、もちろん使う人、農業者と話をしていく中で、やはり機械を買うには、そういった機能がついていると高額になるので、そういった部分をちょっとでも支援していただければいいかなと思います。どうしても機械を買うために米をつくっている、米をつくってでも田植え機やコンバインの借金を返すためにつくっているような状況になっている農家もたくさんある中、やはり毎年そういうことをやっていても、1歳と年をとっていくことを考えると、やはり働く方も楽できるように、または、そういった技術を活用することで2人要るところが1人で済むとか、そうなってくればいいかなと思います。そういったことに、やはり町としても今後新しく支援していくのも必要かなと思います。  次の質問に移りたいと思います。  農作業時における交通マナーについてお伺いします。  昨今、アクセルとブレーキの踏み間違えや高齢者による悲しい事故の話をニュースなどで毎日のように耳にします。ここ入善町では、事故こそ発生はしていないようですが、いつ何どき事故が起きてもおかしくない状況での農作業が頻繁に見受けられると思います。春の農繁期時期の苗や肥料の過積載、また、稲刈り時期の米の積み過ぎで警察の取り締まりを受けた農家もおられるようです。  少しでも効率よく楽に作業したいという気持ちは誰にでもありますが、かといって交通ルールを無視して作業してもいいということではありません。  先日まで入善町のみならず、田園地帯ならどこででも目にする田植え風景ですが、定植する苗を積み過ぎている軽四トラックもいつも目にしていると思います。車に規定の重さ以上の荷物を積むと、ブレーキがききづらくなったり、大きいものを荷台に積むことにより重心が高くなりカーブなどで横転したり、タイヤがパンクして荷崩れするなど、さまざまな事故が起きる原因となります。私自身も農家なので、天候によって作業が行えないときなど焦る気持ちはよくわかります。しかし、車の運転手として法律は守らなければいけません。  1枚5キログラム程度ある苗箱を90枚積み、後ろタイヤを潰しながら走っていく軽四トラック、積載量が350キログラムなのに、ざっと計算するだけでも500キログラム以上積んでいるかと思われます。  育苗センターにとりに行かれる際、積めるだけ積んでくれと言われる方もおられると聞きます。肥料にしてもそうです。1袋15キログラム、20キログラムと丁寧に書いてあるのに、山にして積んでいかれる軽四トラック。田んぼに隣接している通学路なんてどこにでもあります。もし何かあったらと思うと、町としても、小学生、中学生などの子を持つ親が安心して子どもを学校に送り出せるよう、また、町民が安心して暮らせるように、農家に対して法律を守るように呼びかけていく必要があるのではないでしょうか。  ことしの秋には、現在施工中のJAの乾燥調製施設の稼働が始まります。町内に5カ所あった乾燥調製施設が1カ所になるため、当然多くの農家の方にとって、刈り取ったもみの運搬距離は長くなります。これまでうっかり過積載で乾燥調製施設へもみを運んでいた農家の人にとっても、距離が長くなる分、事故が起きる可能性が高くなりますし、重量を守っていた農家の人にとっても距離が長くなり、焦る気持ちから過積載で運ぼうとする人が出てくるなど、交通事故の発生が心配されます。  一般の農家が大きめのトラックを購入するのは難しいと思いますが、同じ新川管内のJAアルプスでは、農繁期時期に格安でトラックを貸し出すなどの対応を行っているそうです。JAと町が一緒になって、米の品質の均一化や輸出米の量の拡大を目標に乾燥調製施設の再編に取り組んできた経緯もあります。すぐにはできないことだと思いますが、トラックの貸し出しなど、町民の安全を守るためにも対策を考えていく必要があるかと思います。  見ても見ぬふり、違反とわかっていてもスルーしていたこの体制を変えていくのは、この頻繁に悲しい事故が取り上げられてきている今だと思います。入善町の基幹産業の質を下げないよう、そして、良質米の名産地の名を汚さないためにも、農業のコンプライアンスをしっかり指導していくことで、さらなる農業の発展、または安心・安全な入善町につながっていくと信じていますが、町の考えをお聞かせください。 13: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  農作業における交通マナーについて、小堀がんばる農政課長。 14: ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) 農作業時における交通マナーについてお答えいたします。  入善警察署に問い合わせたところ、今年度については、今のところ農作業上の交通事故はないということで、安堵したところであります。  しかしながら、交通違反として、苗箱の過積載による違反が入善警察署管内で数件あったとのことでありました。  近年は、農家の大規模化や集落営農組織の設立など、担い手への集積が進み、平成30年度末では町内農地の8割弱が担い手による耕作となっております。このことから、田植え時期や収穫時期は、担い手農家にとって大変多忙な時期となります。そのため、一部、苗箱や収穫したもみをトラックに積載重量制限を超えて積み込み、公道を走行するといった事例があったのではないかと思われます。  農家の皆様には、これから訪れる秋の収穫時期に向けて、いま一度、交通ルールの遵守や農作業の安全管理に努めていただきたいと思います。  過積載に限らず農作業中に注意すべき交通ルールはたくさんあるわけでありますが、あらゆる社会活動において、交通ルールを守り安全に作業を行うことが、御自身や周囲の安全や安心につながるものであります。  特に農業法人にあっては、従業員の方が運転業務を行うことも多くなっております。現におられます従業員の方々に安心して働いていただくことはもとより、新規就業者や新規就農者を確保する意味でも、農業が安全で安心できる職場であるよう配慮していくことが重要ではないかと考えております。  なお、議員が御質問で述べられました新川管内のJAによるトラックの貸し出しについてでありますが、確認いたしましたところ、水稲の収穫時に乾燥調製施設へ運搬する際、JA所有のダンプのうち、事業に支障のない程度で貸し出ししているが、台数が少ないため大規模な認定農家に限って実施しているとのことでありました。担い手農家の皆様が自らの経営規模に応じた運搬機材を購入、あるいはレンタルしておられる現状から、町やJAが公平性を保ちながら支援するというのは、なかなか困難なことと考えております。  入善町にとって農業は基幹産業であり、担い手農家の皆さんは、全国に誇る良質米の生産者であります。その誇りを持って、交通ルールを守り、安全な農作業を心がけ、かつ、実践していただきたいと思います。  また、町といたしましても、JAみな穂とともに、担い手との座談会などの機会を捉え、交通安全はもとより、農作業安全について継続的に啓発を実施してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 15: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問があれば受けます。  1番 鍋嶋慎一郎君。 16: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 確かに農業というところは安心で安全な職場と思われるような職場になるようにしていくために、やっぱり守るべきところはしっかり守っていくことが大事だと思います。道路交通法という法律がある以上、それはもちろん破ってはいけないことだとも思います。そのためにレンタルのトラックを借りる、もちろんお金はかかるわけですけれども、借りれんだから、高いから、じゃ、ちょっとぐらい多く積んで走ってもいいやろうとか、そういうのはやっぱり注意していくべきだと思います。そういう時代だと思います。  やはり交通ルールを守った安全な農作業をしていくために、町、そして、JA、時には警察なども一緒になって、農作業の交通安全のための協議会的なものを、団体などをつくったりしながら、そういうトラックの貸し出しに支援したり、育苗センターやライスセンター、または育苗や乾燥調製作業を担っている農家などに、過積載などをしてはいけないという交通ルールに対する指導をその団体がしていったり、または、安全な農作業の推進のために、交通ルールの説明、交通ルールを守った農作業方法など、まちづくり懇談会や、そして、JAが行っている地区集会、座談会、または、警察が主に行っている交通安全教室、そういったものでどんどん説明して周知していくことが必要だと思いますけれども、やはりそういう団体とか、何かひとつ考えられてはどうでしょうか。 17: ◯議長(佐藤一仁君) 笹島町長。 18: ◯町長(笹島春人君) 交通安全、あるいは農作業の安全ということについては、議員御指摘のとおりであります。  ただ、この交通安全、過積載も含めて、これは農家の方々だけではなくて、やはり法として町民全員がしっかりと守っていくということが大切だろうというふうに思っております。その上で、農家の皆さん方には、農作業の安全についてもやっぱり考えていただくことで、安全・安心の作業となってくるのではないかなというふうに思います。もちろん時期的な問題もあって、場合によっては過積載ということも十分考えられるわけでありますので、そういったことのないような配慮も必要であります。  したがって、議員御指摘のレンタルということも考えられるわけでありますが、また、JAみな穂などとも話をさせていただきながら今後のことについて考えていきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 19: ◯議長(佐藤一仁君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 20: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) また考えていただければと思います。私はこれをここで質問するに当たり、きゃ何言ってくれたがよと言われることもあるかと思います。でも、やはりそれは守っていかなければいけないことだと思いますので、できればそういう協議会などをつくって、そういうことをどんどんといろんなところで周知していただければ、またありがたく思います。  そして、いずれは、交通ルールを守った農作業であったり、そういう作業がもう当たり前の時代、もう昔みたいに飲酒運転の話じゃないですけれども、もう今じゃ飲酒運転しないのが当たり前の時代、そうなるような農作業になっていくことが大切だと思います。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  消防団について質問させていただきます。  皆さん知ってのとおり、消防団員は町民の生命、財産を守り、安心・安全なまちづくりのため、火災などの災害時の出動はもちろん、平常時においても、防災活動の普及指導や防火啓蒙や広報活動など、地域の防災力の向上に重要な役割を担っています。  そんな地域の中において、消防、防災の中核的存在の消防団ですが、近年、定員に達していないところが多く見受けられます。少子高齢化、人口減少が相まっていることもいたし方ないことかと思いますが、富山県内において最近よくニュースにもなっていますが、高齢者などが水路で亡くなっていたなど、高齢化が進んでいるからこその事故や行方不明者の捜索など、ここ入善町でも増えてきていることから、1人でも多くの消防団員が必要だと考えます。  現在、入善町消防団は、全分団の定員375名に対し340名と90.7%の充足率と、全体で1割近く少なくなっています。数年前には95%近くだったのですが、ここ2年で90%台にまで落ちてきました。  県内に15消防団ありますが、充足率が高いところ、または充足率が上がってきているところはあるのでしょうか。また、そのようなところの募集方法など参考に、入善町でも募集してはいかがでしょうか。町の考えをお聞かせください。  入善町では、火災はもちろん啓蒙活動、年間数回行われる訓練などで家族に迷惑をかけているということなどから、県内には類を見ない、消防団員の家族または配偶者に対し家族手当が支給されています。この家族手当により、我が家も含め、どれだけの家庭に笑顔が増えたことかと思うと、非常に評価するところであります。  また、入善町では、消防団応援の店事業という形で、町内47店舗にて飲食代が安くなるなどのサービスが受けられます。どの店でどのようなサービスが受けられるか町のホームページなどに書いてあったり、各分団に一覧表が配られているようですが、ほとんどの団員がほぼ知らない状況のように感じます。  先日、全消防団員を対象にアンケートをとっておられましたが、活用実績はどのような結果だったのかお聞かせください。 21: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  消防団活動について、小路消防署長。
    22: ◯消防署長(小路毅明君) 鍋嶋議員の消防団活動についての御質問のうち、まず、消防団員不足の早期解決をについてお答えいたします。  まず、入善町消防団の条例定数は現在375名であります。現在の実員ですが、平成31年4月1日現在で340名、平均年齢43.9歳、団員充足率は平成に入ってからもしばらく96%前後を維持していたものの、平成20年を境に減少の一途をたどり、現在90.7%となっております。参考ですが、富山県内における消防団員の充足率の高い市町村は立山町で97.2%、次いで南砺市の96.4%と続き、富山市が一番低く86.7%となっております。  また、前年と比較して団員数の増加が見られた市町村は高岡市と立山町のみであり、高岡市では2名の増、立山町では1名の増となっており、その他の市町村にあっては軒並み減少しており、最高で富山市で54人の減ということになっております。  全国的に見ても団員の高齢化が進み、退団者数が入団者数を上回る現象が続いており、当町においても実員数が減少傾向であることは間違いなく、就業形態も多様化している中、団員の確保が非常に厳しい状況となっております。  入善町としましては、地域防災の中核となる消防団員の確保は必要不可欠であり、消防団員の減少に歯どめをかけるため、魅力ある消防団づくりに取り組んでいるところであります。  まず、消防団員の安全確保と活動支援のため、消防ポンプ車全車両に車載無線機を導入し、全団員へ防火衣の支給、救命胴衣、安全ヘルメット、トランシーバーなどの整備など、消防団の安全装備強化を充実させる事業を進めてまいりました。  一方では、消防団員の家族に対し、日ごろの団員活動に支援をいただいている感謝の意を込めた家族協力金を支給しております。また、消防団員とその家族を地域全体で応援する消防団応援の店事業を展開し、消防団員やその家族に対して一定のサービスを提供するなど、消防団員の士気高揚と団員確保につなげることを目的として実施しております。  このように、さまざまな角度から消防団をサポートし、魅力ある消防団づくりとイメージアップにより消防団への入団促進を図り、地域防災力の強化、充実に努めていきたいと考えております。  しかしながら、装備の充実や制度を充実させても、議員御指摘のように、消防団員自身はもちろん、地域住民に周知されていなければ団員確保にはつながっていかないと感じております。  消防団の魅力や消防団応援の店制度など有利な制度について、10地区の団員に改めて周知するとともに、全国の消防団の活発な活動などを参考にしながら、広報やケーブルテレビを利用して、地域住民に対し御理解と御協力を求めていくことに力を入れ、消防団員の加入促進に努めてまいります。  次に、消防団応援の店の活用実績についての御質問にお答えいたします。  消防団応援の店は、先ほども少し触れましたが、消防団員の確保を目的として、地域の事業所や店舗の皆様に本制度の趣旨に御理解と御協力をいただき、消防団員やその家族に対し、買い物割引や買い物ポイント加算など優遇サービスを提供し、地域全体で消防団員をサポートする制度でございます。  入善町では平成28年度から導入しており、現在、飲食業、物品販売業、サービス業、建設業、自動車修理業、旅行代理業など47店舗に登録をいただいております。  利用状況につきましては、平成29年に入善町消防団員を対象に1回目のアンケート調査を実施しましたところ、利用率は40%程度でありました。  今年度、調査として2回目のアンケートを5月に実施した結果、340名中305名の回答をいただきまして、若干ではありますが、利用率が47%に上昇している結果となっています。  利用はされているものの、まだまだ利用率が低い状況であり、その理由として、全団員に交付しています団員証を携帯していなかった、また、使い方がわからないなどの意見があったことから、団員の皆様に本制度を再度説明しまして、利用できる店舗や特典などについて紹介し、積極的に利用していただけるようにしてまいりたいと考えております。また、入善町商工会や飲食業協会などに働きかけ、登録店舗がさまざまな業種に広がるようにしていく必要があると考えております。  この消防団応援の店が地域に認知され、根づくことで、加盟店舗数が増え、団員の利用率の上昇と相乗的に地域の活性化につながり、消防団の加入促進に結びつけば、将来的には消防団員数が増加するのではないかと期待しているところであります。まだまだ走り出したばかりの制度でありますので、御理解を賜りますようお願いいたします。  以上、答弁とさせていただきます。 23: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問があれば受けます。  1番 鍋嶋慎一郎君。 24: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) ありがとうございました。  富山市で54人減って86.7%というのはちょっとびっくりしたんですけれども、そう考えると、入善もまだいいのかなと思いますが、全体の人数が違うのであれですけれども、入善町消防団の中では100%のところはあるんですか。各分団であるんですかね。一番多いところ、欠員の多いところ、少ないところとか、何かわかりますか。 25: ◯議長(佐藤一仁君) 小路消防署長。 26: ◯消防署長(小路毅明君) 残念ながら、入善町消防団内で100%のところは実際ありません。多いところで新屋分団がおよそ99%、少ないところで入善分団が約88%となっております。 27: ◯議長(佐藤一仁君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 28: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) やっぱり全部で、私たちは椚山分団ですけれども、椚山ももちろん足りない状況でして、やはり少子高齢化なのか、興味がないのか、入る人が少ないというのは仕方ないことなのかもしれないですけれども、私も今まで何人か勧誘はしてきました。大体は電話で、若い人でも仕事が忙しいからとか、今、子どもが小さいからとかって結構断られるんですけれども、もちろんうそをついて、楽しいよと、大丈夫大丈夫と言って入れたら入れたなんですけれども、そういうわけにはいかないので、やんわり本当のことをオブラートに包みながら説明して、それでもやっぱりいろんな情報が入っているのか、なかなかうんとは言ってもらえない状況でした。  実際あった話なんですけれども、やっとでオーケーをもらって、上層部の方が書類を持って家に行くと、その人とお母さんと一緒に出てこられて、本人は何も言わないんですけれども、お母さんが、この子、まだ一人前じゃないからと、仕事が忙しい、夜勤ばっかりやからだめやわといって、一方的にその場で断られたというのもありました。もう20歳を超えているいい大人だと思うんですけれども、なかなかそういう家もあり、思うようにいかない、人が増えない状況なんですけれども。これは、私たち椚山分団の本当最近の例なんですけれども、都会のほうから空き家バンクで探してこられて移住された方がおられます。いろいろと地区の集まりなど、多く出てこられる方でして、そのときに何げなく消防団どうと話が出たらしくて、そうしたら、もう二つ返事で入団してもらいました。今じゃもう、いろんな活動に顔を出すようになって、非常にいい例だなと思いながらいたんですけど、なかなか都会から来られてそういう珍しい方もいないかと思うんですけれども。全国においても、やはり団員を集めるために頭を悩まされているところは多いかと思います。  富山県でも、増えても高岡の2名で、立山の1名、そんな少ない状況なんですけれども、全国を見て、何かいろいろとアイデアを出して充足率を上げたところとか、何かそういったものってわかりますか。またそういったものを真似していければいいのかなと思いまして。 29: ◯議長(佐藤一仁君) 小路消防署長。 30: ◯消防署長(小路毅明君) 全国の消防団の募集方法でございますけれども、さまざまな手法があるかと思います。これについては、全国の例もまだ一覧はしておりませんけれども、広報紙、ケーブルテレビ、消防団の各分団が作成した独自のチラシなど作成されておりまして、地域にPRしておられる分団さんもおられると聞いております。  そういった内容の活動内容について、総務省消防庁のホームページ内の消防団の紹介ページというものがあります。これについては、全国の取り組みや消防団のさまざまな活動が紹介されているわけですけれども、ほかに他県の分団でありますけど、独自にホームページを作成されているようであります。数多くあると思います。その紹介されている内容から、勧誘活動等々、参考になるものがあれば参考にさせていただいて、消防団の幹部会議等で紹介させていただければと思っております。  以上でございます。 31: ◯議長(佐藤一仁君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 32: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) そうですね。そういうホームページ等、厳しいこと、つらいことを書くんじゃなくて、楽しくなるような消防団活動、消防団に入りたいなと思うようなホームページ、そういったものをまた入善町でも何か作成できれば、それもまた1つなのかなと思います。  私も何だかんだ勧誘どうこうと言っているんですけれども、ケーブルテレビもたくさんの方が見ておられるということで、このケーブルテレビを通してまた勧誘しているつもりでもあるんですけれども、御自身またはお子さん、またはお孫さんが元気なら、またぜひ消防団に入っていただければと思います。  消防団応援の店についてですけれども、これだけたくさん私、持ってきたんですけど、サービスが受けられる店があります。  その中で、やはり消防団が使うとなれば、飲みに行って、そのとき使うのがほとんどかなと思うんですけれども、これを見ると、消防団本人よりも、消防団の家庭、家族、そういったものに結構いいのかなと思いますね。旅行に行くのに宿泊費が3%引きになる旅行業者があったり、いろいろあるわけですけれども、やはりそういった店を、団員を通して家族にわかるように教えてあげられればいいのかなと思います。家族にわかるようにしていけば、そうしたら、いつもは買い物なりお使いに行くのは奥さんなり母親だったりするわけですけれども、やはりそういうときに、その奥さんがこういったものを見て、きょうはここに行ってこれを買いたいから、ちょっと一緒に買い物に行ってよ。そうすれば、やっぱり夫婦や家族で出かける機会も増え、そして、サービスを受けることにより得もする。まさに一石二鳥だと思います。  そして、そういうことをまた奥さん同士、保育所のお迎えであったり、スポーツ少年団の送り迎え、または、奥さん同士食事に行ったり、そういった女子会などで話をすることで、消防団ではない旦那さんを持つ奥さんが、旦那さんにあんたも消防団入らっしゃいよ、そしたらこういうサービスが受けられるけどとなれば、もう一石三鳥になると思っています。  本当、これはそういった意味で非常に有効な消防団応援の店、有効な手段と言ったらおかしいですけど、いいサービスだと思いますので、これをもうちょっと何か、若い人の考えか何かで変えていかれればいいんじゃないですかね。 33: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁はありますか。  小路消防署長。 34: ◯消防署長(小路毅明君) 先ほど答弁の中でも若干紹介させていただきました応援の店でございますけれども、議員の言われますように、さまざまなサービス提供が挙げられております。  議員が申されるように、団員の奥様方にもこのような制度があるということを知ってもらうことが重要であるということで、制度がより充実されることのキーマンと、キーウーマンでしょうか、奥様方がそうなるのではないかと感じております。  団員御夫婦で買い物をされる、あるいは家族で商店街を歩いていることにつながれば、商店街にも活気が出ることも考えられると思いますので、ぜひ団員の皆さんに、皆様からもこんな特典があるということを奥様方に言っていただければと思います。よろしくお願いいたします。 35: ◯議長(佐藤一仁君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 36: ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 確かに、今まで1人で買い物に行っていたのが2人で買い物に行く、または子どもを連れて3人で買い物に行くとなれば、やはり商店街、入善町の活性化にもつながっていくと思います。  何よりも、決してつらい消防団ではない、志を同じくする者が相集って、充実した活動のできる、そして、楽しい消防団をアピールしていく、そういうことが一番大事だと思います。私もこれから1人でも多くの団員が増えるよう勧誘活動を一生懸命していくことをこちらでお誓いして、質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 37: ◯議長(佐藤一仁君) 以上で鍋嶋議員の一般質問を終了いたします。  それでは、次に、8番 五十里忠茂君。  〔8番 五十里忠茂君 登壇〕 38: ◯8番(五十里忠茂君) お疲れさまです。  今定例議会におきましても発言の機会をいただき、まことに感謝申し上げるところでございます。  さて、時代背景、条約等を見ても明らかに北方四島は一貫して日本国有の領土であることは紛れもない事実であります。しかしながら、戦後70年以上たった今でも、領土問題の溝が埋まるどころか、手詰まり感が漂う中での丸山穂高衆議院議員の不適切発言が訪問団の方々に心理的負担をかけるなどとしたことは決して許されるものではありません。  一方、両国の厳しい交渉過程の中で、平和条約交渉の加速で一致を見たものの、今後の交渉に影を落とすことのないように願うものであります。  それでは、質問に入ります。  選挙についてお伺いをいたします。  選挙制度は明治22年に始まったとされるが、投票権については、当時においては25歳以上で国税を払った者に限った投票でありました。大きく変わったのは、戦後、法のもとの平等を掲げる選挙制度における女性参政権が明確に保障されたことにより、参政権拡大が現在につながっているものと感じるところです。  しかしながら、近年における町議会選挙や町長選挙においての投票率における右肩下がりの推移については懸念を表するところであります。これについて見解はいかがか求めたいと、このように思います。また、今後における投票率の向上をいかように図るのか、答弁願います。  選挙期間における期日前投票と選挙公報についてお聞きをします。  選挙期日に仕事や用務があるなどで投票所に行けない人に、告示日の翌日から選挙期日の前日まで行うものであり、従来に増して、期日前投票における事務的簡素化も手伝い、投票率に対する割合を高めている一面があると思うが、その反面、選挙公報が遅れることから、投票における選択の余地が限られると思うが、いかように考えておられるのか、答弁願います。  不在者投票についてお伺いいたします。  かつての町長選挙にて、不在者投票のあり方から再選挙を行うとした行為は、前例なき汚点を残したものであり、選挙制度の再認識を求められるものであります。現在における不在者投票のあり方が保たれているのか、お尋ねをいたします。  選挙公営化における選挙公報は、今日まで一定の役割を果たしたと思うが、選挙制度の中ではなかなか生かし切れないと思うが、期日前投票に対応すべく、あり方が求められていると思うが、選挙公報の町のホームページでの掲載は可能か、お答えください。  平成27年の公職選挙法改正で、選挙権が行使できる年齢を20歳から18歳に引き下げたことから、全国における明るい選挙推進会議による出前講座や、教育の場での副教材を活用した指導や投票行動を啓発する状況があると思うが、町においての実態はいかがか、お答えください。  次に、第4北陸街道踏切拡幅事業に対しての伺いをいたします。  私が、踏切やその周辺における子どもたちの安全を確保する立場から、質問をしてから早いもので5年7カ月がたちます。従来から踏切は通学路でもあり、危険度の高い踏切として危険箇所に指定される中で、自治会としても定期的に見守りを行う中での地域の安全づくりでした。  渋滞や事故を引き起こすあかずの踏切などの対策の一環として、平成28年改正踏切道改良促進法に基づき、改良すべき踏切道について、国土交通大臣による指定を行ったところであります。  富山県においては15カ所の中に第4北陸街道踏切が指定されるなど、平成29年には県道入善朝日線の踏切拡幅工事に関する地元説明会が開催されるなど、こうした過程における地域の理解、地権者の協力、県議の努力、行政の対応なしでは、今日に至ることは難しいものだったと常に感じるところであります。  そこで、踏切拡幅工事にかかわる地元への事前説明会を開催する考えがあるのか、お答えください。  また、長年にわたり今日まで自治会などで踏切周辺における花壇の手入れや除草などの環境整備を行ってきたところであり、今後における環境保全をどのように考えておられるのか、答弁を求めます。  以上、質問を終わります。 39: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  まず初めに、選挙について、飯田選挙管理委員長。  〔選挙管理委員長 飯田好子君 登壇〕 40: ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 皆様、おはようございます。  きょうは、さわやかあいさつ運動の期間でもございまして、けさから皆様、実行してこられましたでしょうか。もちろん実行していただけたと思いますが、期間中だけではなく、ずっと近所の方々、子どもたちに声かけは大切かと思っております。  それでは、五十里議員の選挙についての御質問にお答えしたいと思います。  初めに、近年における投票率の推移と見解についてお答えいたします。  本年4月7日に執行された県議会議員選挙の投票率は57.18%であり、前回、平成27年の61.07%と比べますと3.89%低下しています。  昨年の町長選挙は無投票でありましたが、一昨年の平成29年10月15日に執行された町議会議員選挙では、投票率は68.37%であります。平成26年の補欠選挙の77.33%と比べますと8.96%低下、平成25年の一般選挙の71.95%から比べましても2.88%低下しています。  一方、その1週間後の10月22日に行われました衆議院議員選挙の投票率は57.74%であり、平成26年の52.32%と比べますと5.42%上昇しています。さらに、その前となりますと、平成28年の県知事選挙の投票率は44.00%、前回から1.07%低下しています。  このように、投票率につきましては、一昨年の衆議院議員選挙が町議会議員選挙と選挙期間が重複したことにより投票率が増加したという例を除いて、いずれの選挙においても低下が見られます。  なお、国の法改正により、平成28年6月から、投票ができる年齢が従来の20歳から18歳に引き下げられていることも投票率に影響しているのではないかと推測しております。  さて、投票率の向上は、民意を行政に反映させる観点から大変重要であります。選挙管理委員会としましても、その対策の1つとして、投票日当日に投票できない有権者を対象とした期日前投票制度の周知啓発について取り組んでいるところであります。  期日前投票の利用状況につきましては、平成15年12月に導入された後、年々利用者が増えております。さきの県議会議員選挙においては4,279人、平成29年の町議会議員選挙では5,334人と、制度導入後の最初にあった平成16年の参議院議員選挙の1,385人と比べますと大きく増加しています。  これらのことから、期日前投票制度は着実に普及しており、勤務や休日行事などの都合で投票日当日の投票が困難な人に対して、周知啓発による効果が得られていると考えております。  今後も、ホームページやみらーれテレビ、広報への掲載や選挙期間中の防災行政無線での投票の呼びかけなどにより、より一層、期日前投票の周知啓発を図るとともに、あわせて投票率向上を図るため、さまざまな選挙関連啓発に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、期日前投票と選挙公報との兼ね合いについてお答えします。  議員御承知のとおり、選挙公報には候補者の氏名、経歴、政見などが掲載されており、有権者に直接訴える重要なものであり、経費を公費で負担する、いわゆる選挙公営、各選挙を管理する選挙管理委員会が発行するものであります。この配布につきましては、法令により選挙期日の2日前までに配布することになっているものでございます。  御指摘のとおり、期日前投票が選挙の告示後の翌日からできることなどの理由から、町の選挙管理委員会としましても、一日も早く有権者のもとに選挙公報をお届けできるよう努力しております。  しかしながら、法令の規定にのっとり、また、掲載順序などの確認を含めた印刷工程に係る時間や、配布に係る物理的な移動の時間が必要となることから、有権者のお手元に行き渡るまでには一定の日数がかかることとなります。  以前から御指摘いただいておりました、選挙公報が届く前に期日前投票に来られた有権者の方につきましては、選挙公報が納品されてすぐに期日前投票所の入り口に選挙公報を備えつけ、投票する前に選挙公報をごらんいただけるようにしております。  選挙管理委員会といたしましては、今後も、印刷会社や配布をお願いしております区長さんなどの協力を得ながら、少しでも早くお届けできるよう、引き続き、できる限り迅速な対応を実施してまいりたいと考えております。  次に、不在者投票の実態状況についてお答えいたします。  不在者投票制度につきましては、議員御承知のとおり、選挙の当日、一定の事由によって投票所に赴いて投票することができないと見込まれる有権者や体に重度の障害がある有権者のために、病院や施設においてでも投票ができるように設けられた制度です。  不在者投票制度は、一般投票の例外として位置づけられるとともに、その投票手続が長期にわたって行われる関係上、特に厳格に行う必要があります。各選挙を通じ、不在者投票管理事務の違法を原因とした訴訟が多く提起されており、選挙無効となった事例も散見され、管理は慎重に行う必要があります。  さきの統一地方選挙においても、他県ではありますが、不在者投票施設での投票において、意思表示ができない入所者が投票したこととして、不在者投票を送致した事例があったところです。また、県内では、不在者投票を行った施設から投票用紙が返送されず、無効票となった事例が報道されたところです。  不在者投票の適正な管理執行につきましては、それぞれの選挙を管理する選挙管理委員会から各施設に対し、文書により選挙の都度、通知をしております。加えて、選挙管理委員会におきましては、施設の要請に応じて外部立会人を派遣しており、不在者投票が公正に執行されるよう努めております。  そのほか、施設での不在者投票用紙の請求があったところから返送がない場合は、確認をしているほか、送致に時間がかかると判断した場合は、選管職員が直接施設に不在者投票用紙を受け取りに向かうなどの対応をしております。  今後も引き続き不在者投票が適正に行われるよう努めてまいりたいと考えております。
     次に、選挙公報を町のホームページで掲載することについてお答えいたします。  ホームページ活用につきましては、今後ますますその重要性は高まると予想しております。議員御指摘のとおり、選挙公報におきましても、ホームページへ掲載することにより、配布に対する物理的な時間の短縮や有権者が閲覧する際の利便性の向上など、多くの利点が考えられますが、例規整備や技術的な課題もあるものと考えております。町の選挙管理委員会が発行することとなる町の選挙が行われるまで期間がありますので、十分研究していきたいと考えております。御理解を賜りたいと存じます。  次に、若年層、18歳における投票行動に対する啓発についてお答えします。  若年層への啓発につきましては、県選挙管理委員会や富山県明るい選挙推進協議会と連携し、町の将来を担う若者に、民主主義に係る手続の基本となる選挙、あるいは投票の重要性を十分に認識してもらえるよう行っております。  具体的には、毎年、町の小学校6年生全員に対して、選挙啓発パンフレットの配布、小学生及び中学生を対象とした明るい選挙啓発ポスターコンクールの募集の実施、学校への投票箱の貸し出し、新成人を対象として、成人式における選挙啓発などを実施しております。  特に、18歳になり初めて投票をすることとなる直前の啓発といたしまして、入善高校の2年生を対象とした選挙出前授業を、毎年11月ごろに県選挙管理委員会と連携して行っています。出前授業では、スライドを用いて選挙制度について学び、クイズを交えながら柔らかい雰囲気の中で進めております。また、実際選挙で使用する記載台や投票箱、本物の投票用紙と同じ特殊な処理がされた模擬投票用紙を持ち込み、模擬投票などを体験してもらうことにより、具体的な投票イメージが湧くように取り組んでいます。  町選挙管理委員会では、今後も引き続き県選挙管理委員会や国、関係機関と連携し、若年層の政治参加意識の高揚をはじめとし、投票率向上に向けた選挙関連啓発にさらに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 41: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、第4北陸街道踏切について、窪野建設課長。  〔建設課長 窪野 修君 登壇〕 42: ◯建設課長(窪野 修君) 第4北陸街道踏切につきましてお答えをいたします。  議員御質問の第4北陸街道踏切とは、入善町の市街地から朝日町に通じる県道入善朝日線とあいの風とやま鉄道とが交差する踏切で、通称、君島踏切と呼ばれております。現状では、自動車交通量、歩行者ともに非常に多いにもかかわらず、踏切内には歩道がないことから、大変危険な状態であります。かねてから、地元や学校関係者から、踏切の改良や歩道設置についての強い要望をいただいており、町としましても、県に対してその整備について働きかけてきたところであります。  君島踏切は、県において、平成26年度から現地調査など調査に着手し、協議を重ねられて、平成29年度に事業採択されたところであります。  また、平成30年度には、測量調査や用地補償などが行われ、今年度におきましては、8月までにあいの風とやま鉄道と協定を結び、ことしの秋以降、工事にかかる予定としているというふうに伺っております。  工事概要につきましては、踏切内に新たに歩道を設置する工事でありますが、現在の県道と鉄道の交差する角度をできるだけ垂直になるように道路法線を修正することから、踏切の前後の取りつけ部分もあわせて工事を行う予定であります。また、来年度の令和2年度には完了予定としていると入善土木事務所から伺っているところであります。さらに、現在、事業の内容や工事の工程など、細部について、あいの風とやま鉄道と協議を詰めているところであると伺っております。具体的な工事の実施時期につきましては、わかり次第、議員の皆様や地元関係者の皆様へお伝えしたいと思っております。  そこで、議員御質問の1点目であります地元説明会の開催予定についてであります。  先ほども述べさせていただいたとおり、入善土木事務所は、あいの風とやま鉄道と細部の事業内容について協議を詰めているところであり、具体的な工事の工程や工事内容が固まり次第、地元説明会を開催したいと伺っております。  次に、2点目の周辺の環境整備についてであります。  入善土木事務所に確認したところ、踏切の山側にあります花壇につきましては、県道の拡幅改良により支障となることから、撤去することと伺っております。また、踏切の海側にあります公園につきましては、機能復旧するとともに、工事に係る範囲につきましては、除草対策など管理しやすい構造に考慮するというふうに伺っております。  町としましては、今後も県との連携や調整を密にしながら、危険な踏切が1日でも早く解消されますよう、県やあいの風とやま鉄道へ、整備促進に向けて強く働きかけてまいりたいというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 43: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問があれば受けます。  8番 五十里忠茂君。 44: ◯8番(五十里忠茂君) 今ほど、選挙管理委員会の飯田委員長には懇切丁寧に説明をいただいたと、このように思います。  しかしながら、私なりの調べたことについて、ちょっと述べさせていただきたいと、このように思います。  投票率の流れについては、身近の町議会選挙というものを例題に出したほうがわかりやすいんじゃないかなと、このように思って、私なりにちょっと調べてみました。  かつて昭和48年、1973年ですけれども、町議会選挙において、有権者が1万9,686人に対して、投票率が94.7%を見たところであります。2000年に入りまして、2001年には町議会選挙では87.72%であり、直近の2017年には町議会選挙では68.37%であり、参政権における選挙権の危惧が危うい状況にあると思わざるを得ません。  しかしながら、学校の場で、民主主義の根幹である参政権が永続的に遂行できるか否かは、教育の場の啓蒙教育が必要不可欠だと考えております。  その中で、小川教育長にお尋ねいたします。  学校での実態はいかがか、答えていただきたいと、このように思います、選挙の件。 45: ◯議長(佐藤一仁君) 小川教育長。 46: ◯教育長(小川 晋君) 参政権、そしてまた、選挙権につきましては、中学校3年の社会科で学習しております。そこで、基本的人権として、自由権、平等権、社会権、参政権が保障されていると。とりわけ参政権では、国民が政治に参加する権利として学習をしております。  そのうち、選挙権につきましては、選挙の基本原則や選挙制度、そしてまた、選挙権の拡大、特にこの選挙権の拡大につきましては、歴史的な流れ、特に女性が選挙権を獲得するなど、有権者が拡大してきたこと、そしてまた、あわせて18歳まで選挙権が下がっていることも学習しております。  しかしながら、棄権が増加して、そしてまた、投票率が低いこと、そして、1票の格差についても教科書に記載されておりまして、投票率を上げるためにどうすればよいかということを中学校3年生がその単元で、グループ同士で話し合いをして意見交換をすることによって、選挙に対する意識を高めているところであります。  そしてまた、その仕上げといたしまして、例えばですが、信長、秀吉、家康などを立候補者として見立て模擬選挙を行いまして、1票の大切さや、一人一人の意見が、自分たちの意見が大切になるということを感じさせるような模擬授業もやっているところであります。  また、生徒会活動での生徒会選挙におきましては、実際の記載台とか、あるいは投票箱を選挙管理委員会からお借りして、生徒会活動の投票の際に使用しているということで、実際、啓発に努めているところであります。  以上であります。 47: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 48: ◯8番(五十里忠茂君) 答弁ありがとうございました。  今ほどの答弁で、中学生の子どもたちが真剣にこの国を見、また、この地域を見ているんだなということで、つくづく頼もしく思ったところであります。今後も変わることなく参政権の拡大、あるいは格差、あるいはグループ討議に邁進していただければと、このように願っておりますので、ひとつ御指導のほう、よろしくお願いいたします。  そうした中で、昨年の12月26日、町選挙管理委員会委員長に就任されました飯田委員長には、ことしの2月の町報で抱負を述べられています。若い世代に選挙の大切さを伝えていきたいということでありますが、こうしたことは私も期待を寄せるものでございます。委員長には、きょうまで言葉に結びつける機会があったのか、なかったのか、お答えを願えればと、このように思っております。 49: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁は。  飯田選挙管理委員長。 50: ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 今、五十里議員の質問がありましたが、直接、大々的にあったかどうかと言われると、ちょっと疑問なんですが、いろいろの研修を重ねながら、その場で選管へ行ってお話を聞き、勉強を重ねながら、今、徐々に、もうちょっとこれから飛躍できるように、18歳、若年層、若者の選挙に対する意識高揚に向けて何をしていけばいいかということは、富山県明るい選挙なり、県選挙管理委員会と連携をしながら、私一個人としましてはそんなに力もございませんのですが、一応、どのようにしたらいいかということを町の選挙管理委員会なり皆さんと相談しながら、今後もっともっと勉強しながら私も学んでいきたいと思いますし、そういうことをまた若い人たちにも伝えていきたいと思っているのが現状です。すみません、それぐらいでよろしいでございましょうか。 51: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 52: ◯8番(五十里忠茂君) ありがとうございます。  選挙における選挙管理委員会の委員長というのは選挙の顔でございますので、その方がどのような発言をするかによって、多少の投票率の浮き沈みするのが出ると思うんですよね。そういったことを胸に置いて、今後も委員長として、その職責を果たしていただきたいなと願っていますので、またひとつ、今後もよろしくお願いいたします。  次に、すみません。 53: ◯議長(佐藤一仁君) いいですよ。そのまま。答弁を求めるんですか。 54: ◯8番(五十里忠茂君) そんなの、求めておらん。 55: ◯議長(佐藤一仁君) ですから、そのまま続けて構いません。 56: ◯8番(五十里忠茂君) 次に、期日前投票と選挙公報の兼ね合いですが、そもそも期日前投票制度を導入したのは平成何年だったですかね、総務課長。 57: ◯総務課長(小林一雄君) 先ほどの答弁でもあったと思いますが……。 58: ◯議長(佐藤一仁君) 総務課長、発言の許可を得ていただきたいと。  小林総務課長。 59: ◯総務課長(小林一雄君) すみません。今の委員長のほうの答弁にもあったと思いますが、平成15年12月に導入ということになっております。 60: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 61: ◯8番(五十里忠茂君) 確かに平成15年だと思います。  それから約、平成31年ですから、16年の年月がたっておるんですよね。その中で、選挙公報の遅れに対する委員会での話し合いが行われたのかどうか、それを尋ねたいと思います。 62: ◯議長(佐藤一仁君) 小林総務課長。 63: ◯総務課長(小林一雄君) 選挙公報の配布については、五十里議員からも前回かの質問等とかでも受けております。  町選挙管理委員会といたしましても、できるだけ早く皆さんに届けるようにということで、どんな方法があるかということも話はするんですが、やはり時間的なり物理的なところでの時間が必要ということになりますので、今後も、印刷業者なりとも相談もしながらなんですけど、限られた中でどのような形でできるだけ早く届けられるかということについては、また協議等をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 64: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 65: ◯8番(五十里忠茂君) 選挙公報の条例については、公職選挙法172条の2にきちっと明記されていますので、入善町は、かれこれ選挙公報を行ってから40年以上たつと思います。私も選挙公営化運動の条例に対して努力をした1人でございますので、記憶は鮮明でございます。  当時は北日本新聞の書誌、要するに「よみがえれ地方自治」ということで、相当選挙制度もある中で、選挙期間における選挙行為というのはかなり低質な選挙運動だったと、このように見ておるわけでございます。その中で、何とかして若い力の中で選挙公営化を果たして、明るい選挙を目指していくべきだということで、当時の柚木栄吉町長に対しまして、何度かの交渉機会を持ちまして、何とか議会のほうで承認をしていただいたという経緯がございます。だからこそ私は、選挙公営化という、要するに選挙の公報の発行というのは、かなり選挙法のもとでは大事なポイントを占めておるという見方をとっております。  そうしたことが今も生かされない状況にあるということは、何らかの解決策を持って対処しなければならないと思っておるんですけれども、そういう点で、総務省では、インターネット上の選挙公報の公開は、内容の改ざんのおそれがあるため認めていなかったわけですよね。  しかしながら、2011年に発生した東日本大震災後に、被災3県、岩手県、宮城県、福島県の選挙では、転居した人が多かったため、選挙公報を多くの人に届ける手段として選挙公報を掲載することを特例として認め、改ざん対策を講じるようになったとしています。  そして、2012年12月16日実施の衆議院選により全国で掲載されるようになった。しかし、総務部長の見解では、インターネットにおいての選挙公報の公開は、選挙ポスターの掲示に準ずる扱いとなっている、選挙終了後に速やかに公開を終了するのが適当としています。  その中で、選挙公報にかわる手段はないということなんですよね。掲示板でポスターが張られているけれども、1つのポスターにすぎないと。選挙公報というのは、立候補者の氏名、経歴、政見、そういったものを載せる大事なものですよね。そういったものを対象にして、私たち立候補者は選択してほしいという思いもございます。そういったことを16年間も何らかの形で放置しておくというのは、話し合われた形跡もないということは、まことに遺憾なことであります。  そして、平成27年度、国政モニターから提出された意見の中に、次のとおり期日前投票に間に合わない公報の配布についてとするものが総務省から出されております。選挙公報は、選挙人が立候補者の情報を得る重要な媒体の1つと考えており、印刷誤りや配布漏れのないように十分に注意した上で、選挙公報発行事務の迅速化を図り、可能な限り早期に配布を完了させるようとともに、HP──要するにホームページですよね──への記載等による情報提供について、引き続き各選挙管理委員会に要請していくとして、文書はあるんですよね。そういったものを学んでいただいて、少しでもそういったものを生かしていくという姿勢を持っていただきたいなと思うんですけれども、それについては。 66: ◯議長(佐藤一仁君) 小林総務課長。 67: ◯総務課長(小林一雄君) 今、五十里議員からお話のありました選挙公報のホームページの掲載についてでございますが、県のほうでは、もう幾つかの県が選挙公報のほうも提示しておるというふうに聞いております。  今言われたように、総務省のほうからも、ホームページの掲載については自治体のほうでの検討ということもございますので、先ほどの委員長のほうの答弁も1つだと思うんですけど、掲載に当たっては、いろいろな技術的な問題とか、そういうのも多少あるものですから、そこら辺の解決ができるのかどうかも含めまして、次の町の選挙等について、できれば間に合わせることができるどうかも含めて、少し勉強させていただいて、そのようなことに取り組んでまいりたいというふうに思いますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 68: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 69: ◯8番(五十里忠茂君) 努力、ひとつよろしくお願いいたします。期待しておりますので。  次に、不在者投票についてお聞きをいたします。  選挙において、特に病院などの不在者投票では、平成29年の町議会選挙において、病院などからの請求があった件数というのはわかりますかね。 70: ◯議長(佐藤一仁君) 小林総務課長。 71: ◯総務課長(小林一雄君) すみません、人数まではちょっと今、病院等の人数は把握しておりません。申しわけございません。 72: ◯8番(五十里忠茂君) 件数でいいよ。 73: ◯総務課長(小林一雄君) 件数は把握しておりません。 74: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 75: ◯8番(五十里忠茂君) 件数を把握していないということになりますと、なかなか質問もしづらいでございますので、選挙管理委員会の委員長が言われたように、部外立会人を立てて、厳正に投票の執行を行っておるということでございますので、私どもはそういったものを信じざるを得ませんので、今後も適正に選挙が行われるように管理していただければと、このように思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 76: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁、求められますか。委員長に。 77: ◯8番(五十里忠茂君) はい、委員長に。 78: ◯議長(佐藤一仁君) 今後適正にやっていただけるかという要望について、答弁をお願いいたします。  飯田選挙管理委員長。 79: ◯選挙管理委員長(飯田好子君) 今の質問にありました、今後、おっしゃるとおり、なるべく迅速に進めてまいりたいと思います。すぐにはできるとは言えませんが、努力をしてまいります。 80: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 81: ◯8番(五十里忠茂君) 今、こうした話は、全国的にも世上の波を受けての発言でございますので、そういったものを少し重く受けとめていただいて、できる限り、要するに2年と何カ月、町議会選挙の余裕期間がありますけれども、その範囲内で、次期の町議会選挙にはホームページを使って選挙公報というものを発刊していただきたいという要望を出しておきますので、またその辺、努力願えればと、このように思っています。 82: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁を求められますか。 83: ◯8番(五十里忠茂君) はい。 84: ◯議長(佐藤一仁君) 令和3年度に予定される町議会選挙において、ホームページでやっていただきたいという要望についてお答えいただきたいと思います。  飯田選挙管理委員長。 85: ◯選挙管理委員長(飯田好子君) お答えします。  ここで今、町議会選挙にきちんと間に合うようにできるかというのは、ちょっとお返事はできかねるんですが、そこまでに研さんを積み重ねながら、できるような努力はしてまいりたいと存じます。よろしいでしょうか。 86: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 87: ◯8番(五十里忠茂君) 若年層については、要するに18歳における投票権が確定した段階から、地域に対する動き、国に対する動きというのは、誰しも関心事の的であろうと、このように考えておるところでございますけれども、その段階で選挙に結びつけるという行動がなかなかとれていないような現状がこの現状にあるんじゃないかなと私は見ておるんですよ。  その中で、今言われたように、出前講座ですとか、いろんな成人式の場ですとか、いろんなまちづくり懇談会を通じて、若い人たちに常に訴えて続けて、投票率を上げていくという努力というものを課していかなかったら投票率は上がらないだろうなと、このように思っておるので、その辺、どういうふうに感じておられるか、委員長のほうから。 88: ◯議長(佐藤一仁君) 若い世代の方々の投票率の向上について、飯田選挙管理委員長。
    89: ◯選挙管理委員長(飯田好子君) お答えします。  私も常々思っていますことは、各種団体を通して地域にそれを呼びかけていきたいと思いますし、五十里議員のおっしゃるとおり、若年層をもっと取り込んで、投票に来ていただくような、そういう明るい選挙、まちづくりなどを進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 90: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 91: ◯8番(五十里忠茂君) 次に、北陸街道踏切についてちょっと伺います。  この道路改良促進法は、全国のあかずの間ですとか、そういう踏切にまつわる多くの事故、死傷者とか出ましたし、いろんな背景を受けての1つの形となって法律ができておると、このように思います。そうしたものに準じて、入善町の通称君島踏切が対象地になったということは、以前からも今も危険度合いの高い踏切だなと、私はそのように思っております。  そうした中で、常々に物事は、行政的な上に対して言っていくという1つのポリシーがなかったらなかなか進まないんじゃないかなと、このように思っておるわけでございます。  それで、今後、ある程度、君島踏切は一定のめどがつきましたので、今度どのような踏切対策を講じていこうかと思っておられるのか、その辺を聞いてみたいと思うんですけれども、窪野課長、どうですか。 92: ◯議長(佐藤一仁君) 今後の踏切の対策についてですね。  窪野建設課長。 93: ◯建設課長(窪野 修君) 今後の踏切対策ということで、君島踏切につきましては、先ほどもお答えしたとおり、来年度で完了予定と。  そのほかに、3カ所の踏切箇所、具体的にいいますと、古黒部の踏切と、それから、田中踏切、それと下飯野新の新村踏切です。この3カ所の踏切につきましては、県、それから、あいの風鉄道のほうに対して、その踏切箇所がちょっと狭いということで、要望活動を行っているところでございます。  それで、その中でも新村踏切といいまして、飯野の下飯野新でありますが、そちらの踏切がことし2月に法指定されたということで、これから具体的に動いていきたいということを考えております。  それで、今回の6月議会の補正予算の中でも計上しておりますけれども、調査費用をかけて、今後、動いていきたいというふうに考えております。  以上です。 94: ◯議長(佐藤一仁君) 8番 五十里忠茂君。 95: ◯8番(五十里忠茂君) 力強い言葉、ありがとうございました。  踏切における安全・安心のまちづくりを提言とする笹島町政のもとでは、こういったものを一つ一つクリアしていくというのが政治姿勢につながるんじゃないかなと、このように思っていますので、今後ひとつ、さらなる努力をお願いして、これで終わります。 96: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、以上で五十里忠茂議員の一般質問を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。午後は1時から開議いたします。  午前11時53分 休憩        ─────────────────────────  午後 1時00分 再開 97: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、休憩前に引き続き開議いたします。  町政一般に対する質問を続行します。  5番 本田 均君。  〔5番 本田 均君 登壇〕 98: ◯5番(本田 均君) アクセスの本田でございます。今回、質問の機会を得られましたことに感謝をいたしまして、幾つかの項目につきまして質問をさせていただきます。  なお、質問も2日目に入りますので、前日と重複する箇所があるかと思いますが、御了解、御容赦いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、最初に、公共交通の実証実験の結果についてお伺いいたします。  高齢者の運転の機会は、小規模な市町村ほど多く見られ、買い物や通院など生活の足として欠かせない移動手段として大きな役割を果たしています。  しかしながら、最近の多発する高齢者ドライバーによる重大な事故が大きな社会問題として危惧をされております。公共交通は、それらの問題を補完し、解決する可能性のある1つの手段となり、ますます重要性が高まると思われます。  そこで、当町では、公共交通機関の最適化に向けて実証実験を行ってきました。前回の3月議会におきまして、実証実験の結果報告の時期を質問いたしましたが、回答には、4月下旬から5月下旬にかけて報告をしたいとの答弁をいただきました。取りまとめたデータの多さや諸般の事情により先延ばしになっておりますが、いつごろには特別委員会を含めた議会サイドに報告をなされるのか、お聞かせください。  また、実証実験で得られたデータから認識され、検討に値すべき改善点や変更点があれば、具体的にお聞かせください。  次に、食品ロスの削減についてお尋ねします。  日本では、年間約2,759万トン、平成28年度の推計でありますが、食品廃棄物等が出されています。このうち食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスは年間643万トンと言われています。この食品ロスの削減のために、国では、食品ロス削減関係省庁等連絡会議を構成する6府省庁の内閣府、消費者庁、文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省が連携し、官民を挙げて食品ロス削減国民運動を展開しておられます。  例えば、環境省では、家庭での食品ロスの量を2030年度までに2000年度比で半減させる数値目標を改定中の循環型社会推進基本計画に盛り込むことを検討しているとのことであります。これらを踏まえて、先月、5月24日には、参議院本会議で食品ロス削減推進法が成立しました。同法では、国が策定した基本方針をもとに、県や市町村にも食品ロス削減推進計画の策定を求めておりますが、当町での食品廃棄の現状はどう把握しておられるのか、お聞かせください。  また、本町でも目標を掲げてより積極的に取り組むことを検討すべきだと考えますが、当局の考えをお聞かせください。  食品ロスの削減については、一人一人の消費行動への働きかけも重要と考えます。食品ロスを減らすため、もったいない気持ちを大切に、一人一人ができることや家庭でできることとして、賞味期限を正しく理解する、必要に応じて買い物をする、食材は無駄なく使う、調理ではつくり過ぎない、余ったらつくり変えるなどがあります。消費者庁が行った調査では、20代、30代の若い世代ほど食品ロス削減に対する理解や今後の行動についての意識が低く、年齢が上がるにつれて理解も意識も高くなっており、若い世代に的を絞った普及啓発が必要と考えますが、今後の具体的な普及啓発の取り組みについてお聞かせください。  次に、法案にはフードバンク活動への支援も含まれています。フードバンク活動を行う団体では、必要な食品の確保や事業費の確保、行政との連携や人材不足など、さまざまな課題を抱えております。食品ロス削減の取り組みを行っている入善町内のフードバンク団体の有無と活動団体があれば、活動状況についてお聞かせください。  また、入善町においては、5年前ごろから災害時のために非常用食料を備蓄していると思いますが、その非常用、災害用備蓄食品は、これまでは、期限切れの場合、どう処分されているのでしょうか、お聞かせください。  また、今後、この備蓄食料品の処分に関して、どのような方針で活用を考えていくのか、お聞かせください。  次に、当町の機構改革と働き方改革についてお伺いします。  財務省は、5月22日に財政制度等審議会分科会で地方財政の改革について議論を行い、警察官や消防士、教師らを除いた地方自治体の一般職員が2018年度まで4年続けて拡大して計1万人増えた点を取り上げ、今後、人口減少ベースに合わせると、2025年には約3万人減らせると試算したようですが、地方自治体、とりわけ入善町のように少子高齢化が進んでいる自治体においては、多様化する高齢者福祉への対応や地域で発生した諸問題の解決を町に要望することが増えている現状を見ますと、職員を増員して、役場の機能の充実を図ることも必要であると思われます。  町当局では、笹島町長によりまして、平成27年度には、健康福祉課の業務の一部を結婚・子育て応援課に、農水商工課をがんばる農政課とキラキラ商工観光課に分割など4課の機構改革を行い、平成30年度には、健康福祉課の業務を保険福祉課と元気わくわく健康課に機構改革がなされ、大規模な課を機能に応じて分割し、きめ細やかな行政サービス向上に向けて運営をされておられます。機構改革によって解決できたことも多いかと思います。その事例についてお聞かせください。  一方、課を分割することで、行政特有の縦割り意識が強くなり、町民から見ると、これまでは1つの課でお願いできたことが、そうでなくなるというケースもあろうかと思います。機構改革によって新たに発生したデメリットがあればお聞かせください。  また、機構改革から数年がたち、町長も2期目を迎えておられます。これからも現状の体制で行政サービスを展開されていくのか、それとも近いうちに機構改革を行うのか、考えをお聞かせください。  最初に申し上げましたように、町行政当局に対する町民や企業の要望は年々ますます増えてきているものと思います。そうなると、どうしてでも役場職員が現場に出向き、現状を確認する事務や訪問などが増え、職員の負担は増える一方だと思われます。  そこで、ここ数年の職員の皆様の残業時間の推移はどうなっているか、お聞かせください。  折しも本年4月からは、中小企業を除く大企業では、働き方改革によって、これまでになかった労働規制が加わったことで、働き方改革を大いに改革することとなりました。長時間勤務の是正、多様性のある人材活用の推進や柔軟な働き方として、朝方勤務の推奨、テレワーク導入もその一例であると思われます。  町当局、地方公務員は、もちろん全てが労働基準法の適用を受ける立場にはありませんが、業務の効率化や従来の働き方を続けていれば、将来の入善町を思い、選択される町として求められるアイデアのある施策や創造的な発想や企画を策定する時間を確保し、取り組むことは困難であるように思われます。  働き方改革は、労働人口の減少、少子高齢化、社会保障費の膨張など深刻な社会問題を解決するための一手段であり、働く人の生活の質を高める効果も期待されます。2019年4月以降、働き方改革の改正法の適用開始が始まり、企業は、法改正に対応した労務管理の準備を進め、実施し始めています。  そこで、公務員制度下にある地方公務員の働き方改革をどのように認識し、どの程度必要性を感じておられるのか、お聞かせください。  最後に、先日、入善町、朝日町、魚津市、黒部市、滑川市と日本郵便と締結しました広域包括連携協定についてお尋ねいたします。  この協定は、複数自治体と結ぶのは全国で初めてということなのでありますが、その目的と内容、今後の計画されている具体的な事業があればお答えください。  以上、質問とさせていただきます。 99: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  公共交通最適化調査に伴う実証実験について、梅澤キラキラ商工観光課長。  〔キラキラ商工観光課長 梅澤武志君 登壇〕 100: ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 公共交通最適化調査に伴う実証実験についての御質問にお答えをいたします。  町では、より利便性の高い公共交通の運行を目指し、昨年9月から本年3月までの7カ月間にわたり、公共交通最適化調査の結果や交通網対策特別委員会での御意見などを踏まえ、3種類の公共交通に係る実証実験を行ってまいりました。  まず、町営バス「のらんマイ・カー」につきましては、新屋線と舟見線の2路線を継続し、鉄道などとの相互乗り継ぎに配慮したダイヤ改正を行ったほか、他の公共交通の利用拡大に伴う影響などについて検証を行いました。  また、デマンド交通「ウチマエくん」につきましては、予約システム「コンビニクル」を導入し、当日1時間前の予約対応を可能としたほか、運行時間の拡大や目的地を従来から24カ所増やし、63カ所とするなど、運行体制を大幅に改善して実験に臨みました。入善新幹線ライナーにつきましては、利用者増の拡大を図るため、ビジネス利用者の増加を目的とした月曜日から金曜日までのルートと町民利用の促進を目的とした土曜日、日曜日ルートの2ルートを設定したほか、それぞれのルートにおける停留所を大幅に増設して利用状況を検証したところであります。  さて、御質問のうち、実証実験の最終報告はいつごろになるかについて申し上げます。  今ほど申し上げました3種類の公共交通に係る実証実験の最終報告につきましては、実証実験の結果及び本格運行の方針についてと題し、現在開催されております今議会定例会の会期中に交通網対策特別委員会へ御報告をさせていただきたいと考えております。  この最終報告の内容としましては、のらんマイ・カー、ウチマエくん及び入善新幹線ライナー、それぞれについて実験の概要と結果、本格運行の方針及び今後の課題の3つの項目を設けてまとめております。  次に、実験から得られた改善点や変更点についてお答えをいたします。  最初に、のらんマイ・カーについて申し上げます。  まず、実験期間中の利用者につきましては、1日当たり56.7人で、前年同期間が57.7人であったことから、1名減という結果になっております。実験期間は7カ月でありましたが、通年の利用者数を見ますと、平成30年度は2万355人であり、平成29年度の2万41人から314人の増となっており、利用者数は一定レベルを維持する結果でありました。このことから、のらんマイ・カーの運行に関しては、早急な変更などは必要ないものと捉えているところであります。  次に、ウチマエくんについて申し上げます。  まず、実験終了時における登録者数につきましては、実験前と比較し約200人増加となっております。また、利用者数につきましては、1日当たり48.1人と前年の同時期と比較して6.7人増加しており、年間の利用者数を見ましても、平成30年度は1万4,092人と平成29年度から1,979人の増加となっております。登録者数、利用者数ともに着実に増加しているところでありますが、一方で、登録者のうち実際に利用している方が27%にとどまっているなどの課題も見えてきたところであり、改善を図る要素の一つとして認識したところであります。  続いて、入善新幹線ライナーについて申し上げます。  まずは、ルートごとの利用人数を見ますと、ビジネス利用を目的とした月曜日から金曜日のルートにつきましては、1日当たり14.3人と前年同時期と比較して3人の減、町民利用の促進を目的とした土曜日、日曜日ルートは、1日当たり13.9人と前年同時期と比較して3.2人の減との結果となりました。年間の利用者数を見ましても、平成29年度の6,217人が714人減少し、5,503人となったところであります。この利用者の減少については、アンケート調査などから実験前と比較して2分から10分遅くなった運行中の所要時間が影響しているものと考えております。  なお、実験の結果や課題等の詳細につきましては、先ほども申し上げましたとおり、交通網対策特別委員会での最終報告で御説明をさせていただきたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 101: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、食品ロス削減のうち、現状と今後の取り組みについて、泉住民環境課長。  〔住民環境課長 泉 友子君 登壇〕 102: ◯住民環境課長(泉 友子君) 食品ロス削減についての御質問のうち、食品ロスの現状と今後の取り組みについてお答えします。  まだ食べることができる食品を大量に廃棄する食品ロスは、近年、社会的な問題になっております。最近では、節分の恵方巻きの大量廃棄が社会問題となっておりました。食品ロスが引き起こす問題としては、大量の廃棄物の運搬や焼却などの処理に対するエネルギー資源の消費など環境負荷の問題、また、大切な食料資源が無駄になってしまう食料問題などが挙げられます。  さて、御質問の当町での食品ロスの状況についてですが、具体的には、町の実態は把握できていない状況であります。  なお、国では、食品ロスの量を推計しており、それによりますと、食品廃棄物の量は事業系廃棄物と一般家庭を合わせて年間2,759万トン、うち食品ロスは643万トンであります。国民1人に換算しますと、食品ロスの量は1日約139グラム、年間では約51キログラムにもなり、これをどう削減していくかが大きな課題であります。  食品ロスの削減に向けて、現在、町で行っている取り組みとしましては、毎年開催しているまつりんぴっくで環境ブースを設け、ごみの減量化や環境問題についてのクイズやパネル展示などの啓発を行っております。  また、学校では、一人一人が食べ切れるよう給食を配膳し、食べ物の大切さと感謝する気持ちを学んでおり、御家庭でも実践されているものと思っております。  食品ロスの削減には、生産者や飲食店、スーパーなどの事業者、消費者などさまざまな立場の方の協力が必要であります。  なお、議員御質問の入善町でのフードバンクの有無については、まだ入善町ではない状況であります。  今後も多様な機会を利用して、食品ロスの削減の重要性を周知するとともに、事業関係者と連携を図りながら削減を進めてまいります。  また、家庭に向けては、一人一人が取り組みやすい削減方法を広報するなど啓発に努め、食品ロスの削減を進めることで資源の有効活用やごみの減量化を図ってまいります。  なお、全国的には宴会における食品ロス削減のため、宴会開始30分と閉会前の10分、自席にて料理をいただく3010運動が提唱されており、富山県では、立山の標高に合わせて3015運動が推奨されることをお伝えしまして、皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げ、本田議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。 103: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、食品ロス削減のうち、災害用備蓄食料の取り扱いについて、小林総務課長。  〔総務課長 小林一雄君 登壇〕 104: ◯総務課長(小林一雄君) 食品ロス削減についての御質問のうち、災害用備蓄食料の取り扱いについてお答えいたします。  町では、災害時における避難所生活に備え、非常食や飲料水を平成26年度から計画的に消防防災センターの倉庫に備蓄しているところであります。  今現在の備蓄状況は、防災用クラッカーが1万80食、小麦アレルギーでクラッカーを食べることのできない人用のアルファ米が250食の計1万330食の非常食、500ミリリットルペットボトル8,040本の飲料水を備蓄しております。これらの非常食の保存期限は、クラッカーとアルファ米が5年間、飲料水は7年間となっております。したがいまして、平成26年度に備蓄したクラッカー2,100食とアルファ米50食がちょうど今年度に保存期限を迎えるところであります。町としましては、これらの保存期限を迎える非常食を9月29日に県と合同で実施する入善町総合防災訓練で非常食の運搬、配給訓練に使用し、参加者に試食していただきたいと考えているところであります。また、来年度以降につきましても、保存期限を迎える非常食は無駄に廃棄することなく、防災意識の普及啓発に有効に活用してまいりたいと考えております。  以上で、本田議員への答弁とさせていただきます。 105: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、町の機構改革における今までの評価と今後の予定、また、働き方改革の認識について及び広域包括連携協定について、笹島町長。  〔町長 笹島春人君 登壇〕 106: ◯町長(笹島春人君) 本田議員の町の機構改革における今までの評価と今後の機構改革の予定についての御質問にお答えをいたします。  まず、機構改革を行った後の効果についてお答えをいたします。  御質問の中にありましたように、最近の組織機構改革といたしましては、平成27年度において、結婚・子育て応援課を新設し、建設下水道課を建設課と住まい・まちづくり課に分割、農水商工課をがんばる農政課とキラキラ商工観光課に分割しております。加えて、秘書政策室を廃止し、その所管業務を総務課と企画財政課に分割したところであります。また、昨年度になりますが、平成30年度においては、健康福祉課を保険福祉課と元気わくわく健康課に分割し、現行の14課、局の体制にしたところであります。
     これらの組織機構改革につきましては、「もっといい街、住みよい入善」をまちづくりの基調とし、本町の最大の課題であります人口減少対策として、子育て支援や少子化対策を中心に町の未来への布石となるさまざまな事業に重点的に取り組むとともに、規模の大きな課の分割により、能率的で町民の皆さんにわかりやすい事業執行体制を構築するために行ったものであります。特に、最重要課題でありますストップ人口減少に向けた3本の柱、子どもを産み育てやすい環境づくりによる出生数の増、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、IターンやUターンの促進と地域活性化による人口の社会増の推進、これらを実現するための「それ行け!結婚プロジェクト」や「減塩いいね!プロジェクト」、入善安心移住プロジェクトといったさまざまな施策を着実に推進する体制とし取り組んできたところであります。  その結果、町を挙げての人口減少の克服に向けて取り組む機運の盛り上がりが感じられるようになったのではないかと考えております。  また、さまざまな施策の成果にもつながっているものと考えております。例えばことしの5月には、婚活イベントの参加者から7組目、8組目の成婚者が誕生され、これまで成婚された御夫婦にはお子さんが誕生された方々もおられます。また、移住相談会や体験ツアーの参加者から通算6人の方が移住していることに加えて、転出が転入を上回り、大きく減少が続いていた社会動態もここ数年は改善されつつあります。これまでに行った機構改革は、これらの成果の要因の一つとして捉えているところであります。今後もより一層成果を出せるよう、職員と一丸になって取り組んでまいりたいと考えております。  次に、今後の機構改革の予定についてお答えをいたします。  今後の組織機構改革につきましては、社会経済情勢の変化に対応し、新たな行政課題や住民の多様なニーズに即応した施策を総合的かつ機能的に展開するために、必要に応じて実施することはあるものと考えております。  なお、組織機構改革のあり方につきましては、地方自治法第158条第2項において、組織の編成に当たっては、「当該普通地方公共団体の事務及び事業の運営が簡素かつ効率的なものとなるよう十分配慮しなければならない」とされております。このことから、既存の課につきましても従来のあり方にとらわれることなく、必要があれば組織機構改革を行ってまいりたいと考えております。  次に、職員における残業時間の推移についてお答えをいたします。  職員の超過勤務の推移といたしまして、直近の5カ年、平成26年度から平成30年度までにおける1人当たりの月平均の超過勤務時間について御説明申し上げます。  平成26年度においては、1人当たり月平均10.7時間、平成27年度においては12時間、平成28年度においては14時間、平成29年度においては14.6時間、そして、昨年、平成30年度においては12.9時間となっており、年度別の増減を見ますとほぼ横ばいで推移しているように感じられておるところであります。  次に、当町での働き方改革をどのように認識しているかについてお答えをいたします。  働き方改革については、昨日の池原議員の御質問の答弁でもお答えをいたしましたが、昨年6月に法案が成立し、ことしの4月から適用されているところであります。その働き方改革は、働く人それぞれが多様で柔軟な働き方を自ら選択できる社会を実現するため、1点目としては、長時間労働の是正、2点目として、雇用形態にかかわらない公平な対応の確保を推し進めることといたしております。  1点目の長時間労働の是正の概要としましては、1つは、残業時間の上限の規制、または、年次有給休暇の取得の義務づけ、そして、専門的な職業の方の自立的、創造的な働き方である高度プロフェッショナル制度の新設などが挙げられます。さらには、これらの見直しと合わせ、職場の管理職の意識改革、非効率的な業務プロセスの見直しなどを通じて、長時間労働をなくしていくことが必要とされております。  2点目の雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保における概要といたしましては、同一企業内における正社員と非正規社員の間の不合理な待遇の差をなくすこととし、どのような雇用形態を選択しても待遇に納得して働き続けられるようにすることで、多様で柔軟な働き方を選択できるようにすることとされております。この民間企業を対象とした働き方改革が進められる一方、国家公務員における長時間労働の問題も取り沙汰され、超過勤務の上限等に関する措置がなされたところであります。具体的には、超過勤務の上限を民間企業同様とし、通常部署における月45時間以下かつ年間360時間以下としており、そのほか、特定部署の上限等を規定しているところであります。  さらには、職員の超過勤務時間の適切な把握と合わせて、業務量の削減及び業務の効率化に取り組むなど、超過勤務の縮減に向けた適切な対策を講ずるものとされており、議員御質問の町の認識といたしましても国と同様と捉え、必要な規定を整備し、ことし4月から運用しているところであります。町における具体的な取り組みといたしましては、ことし4月における超過勤務の上限などの規定整備と合わせ、各職員の超過勤務の実績を本人及びその上司において把握をし、超過勤務の実態把握に努めているところであります。  また、平成29年度より職員の年次有給休暇の連続5日間の取得を推進しており、具体的には部署ごとに所属職員の年休取得計画を策定することにより、職員が連続して年休を取得しやすい職場環境づくりに努めているところであります。  今後、町における働き方改革への取り組み例といたしましては、他市町の優良事例等を研究、導入するなどにより、仕事の進め方などの事務改善にも積極的に取り組むことで超過勤務の縮減を図ってまいりたいと考えております。  今後も職員の健康管理に留意をし、それぞれの職員が最大限に能力を発揮することができるように努め、それをもって住民サービスの向上につなげてまいりたいと考えているところであります。  次に、広域包括連携協定についてお答えをいたします。  町では、今月4日に滑川市、魚津市、黒部市、朝日町とともに日本郵便株式会社との間で広域包括連携協定を締結したところであります。この協定の目的につきましては、地方自治体と日本郵便のおのおのが持つ人的、物的な資源やネットワークの活用を通じて、地域振興や地域活性化に寄与することを目的としており、安心・安全な暮らしの実現、観光振興などさまざまな分野で連携することとしておるところであります。  町には、防犯、防災、観光振興、地域経済の活性化などさまざまな分野において多くの地域課題が存在しておりますが、この広域包括連携協定を締結したことによって、今後は日本郵便と連携をして、町が抱える地域課題に対しての対応が可能となるものと思われます。また、町が抱える地域課題の中には、ここの市町の圏域を超えて広域的課題も多く、広域で連携して地域課題に対応できる可能性も生まれるものと考えております。  なお、来月3日、4日の2日間、この3市2町の商工関係団体で日本郵便株式会社の施設でありますKITTE東京において、観光物産フェアを行うことといたしております。このイベントの開催に対して、この協定に基づき出店料の減額、オープニングセレモニーの運営やその費用の負担、都内郵便局でのポスターやチラシの掲示、イベント会場での人的な協力、日本郵便社員への情報提供などのさまざまな支援が行われることとなっております。  今後も観光振興にとどまることなく、例えば災害時の協力や不審者情報の広域エリアでの提供など、さまざまな分野においてこの広域包括連携が活用されるよう、関係自治体や日本郵便株式会社の皆さんと十分に話し合いながら進めてまいりたいと考えているところであります。  以上で、本田議員への答弁とさせていただきます。 107: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問を受けます。  5番 本田 均君。 108: ◯5番(本田 均君) 今ほどはありがとうございました。  まず、日本郵便との協定についてですが、今回締結されたということで、来月3、4、KITTEにおいて観光物産フェアを行うということで、これは予算措置はしてあったのでしょうか。 109: ◯議長(佐藤一仁君) 笹島町長。 110: ◯町長(笹島春人君) 今回の包括連携協定に関することについては、最近出てきた話でございまして、特に議員御指摘の東京駅前にありますKITTE東京においてのイベントに対しては、特に町のほうでは予算的な措置はしてございませんし、基本的に商工関係団体のほうが主体でやるということでございますので、直接的な町の負担というものは生じないというふうに理解をしているところであります。 111: ◯議長(佐藤一仁君) 5番 本田 均君。 112: ◯5番(本田 均君) KITTEは皆さんも行ったことがあられる方が多いと思いますが、僕の感覚だと、東京駅の丸の内側の南口の地下だと思うんですが、あそこは出店者といいますか、テナントの不振による入れかえが結構あります。だから、僕はこれを聞いたとき、何かいいように利用されておるのかなみたいな感覚を受けたんですが、つい最近もがらっと全部変わったと。イベントスペースを埋めるために、日本郵便も民間会社ですから、こういうことも考えておるのかなと思うんですけど、それはそれとして、ただ、物産フェアとか町のPRというのはよくわかるんです。目的も正しいだろうし、やり方としても真っ当な感じはしますが、効果がわかりにくいといいますか、効果が出ないとは言いませんけど、目に見える形で、どういう町にリターンがあるのかという数字的なものはもちろん出ませんし、わかりにくいので、ぜひとも何か覚悟を持って一生懸命やっていただきたいというふうに思います。  続きまして、議長、よろしいでしょうか。 113: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁ですか。  笹島町長。 114: ◯町長(笹島春人君) 今ほど、KITTE東京の概要について議員も御指摘されておるわけでありますけれども、先ほども申し上げましたが、日本郵便株式会社の組織を動かせるということでもメリットはあるのではないかというふうに思っております。  加えて、それだけではなくて、地域が抱えるさまざまな課題、例えば道路が陥没しているよというような情報などが郵便局職員から提供していただける、あるいは不審者情報などについても、郵便局の職員を通じていろんなところで発信することができるというような地域の見守り等も含めたメリットもあるということで、今回の連携協定については、入善町にとっても大きな効果を期待できるものと考えているところであります。 115: ◯議長(佐藤一仁君) 5番 本田 均君。 116: ◯5番(本田 均君) じゃ、もう1点、日本郵便のことをまた言われましたので、以前、七夕まつりで、局長さんが結構かわるんですが、公務員だった時点ですが。そのときにやる気のある局長さんは、七夕のときに露店で切手だとかはがきを売っておられた時期がありました。ぜひこういう地域活性化といいますか、七夕もそれの一端を担うんだろうと思いますが、そういうことももし要請されて、にぎわいづくりにつくっていただければいいかなと思いますので、これは希望として言っておきます。  次に、食品ロスなんですが、3010運動、僕らも議会を含めて当局の皆様も飲む機会が多いと。町の関係団体、体協だとか、いろんな商工会だとかということがあります。ぜひ町が率先してルールづけ、基本的に3010運動を推進していくと。必ずやると。最初の30分、そして、終わりの10分は食べて、必ず飲むと。きっちり持ってきたものはみんな飲んで帰ると、食べて帰るというふうにぜひ率先してやっていただきたいのですが、どうでしょうか。 117: ◯議長(佐藤一仁君) ちょっとお待ちください。  本田議員、その前に先ほどのKITTEの関係で、商工観光課長が手を挙げておられましたので、何か答弁ありますか。  よろしいですか、先に。  じゃ、まず、梅澤商工観光課長。 118: ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) ちょっとタイミングが遅れまして申しわけございませんでした。  今回の包括協定の中で、いろいろな各自治体の首長さんからも御意見が出ております。せっかく観光振興に役立てるのであれば、例えば新川の名所などを使った記念切手などの発行をされてはどうかとか、そういうようなところから始まって、例えば入善なら入善の郵便局さんが地域のイベントに参画をこれからされるというようなこともあろうかと思います。また連携を深めて観光振興にも頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 119: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、改めて笹島町長。3015飲み切り運動について。 120: ◯町長(笹島春人君) 先ほども答弁であったようでありましたが、国では、3010運動ということであります。県では、立山の標高を見立てて3015運動ということで今取り組んでおるわけであります。特に県の3015運動につきましては、県が中心となってポスター、あるいはチラシなどを配布しながら周知、啓発を行っている状況であります。町のほうでも機会を捉えて周知をしていかなければならない、そして、食べ切り運動を進めていかなければならないというふうに考えておるわけであります。  なお、議員御指摘の宴会につきましては、参加者自らもこの意識を持っていくことが大切であろうと思いますし、また、富山県の風習であろうと思いますが、乾杯と万歳というものがあります。乾杯の後の30分、万歳の後の15分というものをしっかりと席に着いてゆっくりと料理を楽しんでいただく時間を持つということも大切ではないかと思いますし、また、各家庭においても、自分の食べ切れる量を買い物するというような習慣づけをしていくことも大切ではないかと思っておりまして、いろんな関係機関を通じて、今後もこの運動のPRをしていきたいというふうに思っております。 121: ◯議長(佐藤一仁君) 5番 本田 均君。 122: ◯5番(本田 均君) 料理ともども、飲み物もぜひたくさん消費していただければ、お願いいたします。  それから、食品ロスの話で、これは優良事例になるのか先進地事例になるのかわかりませんが、行政が窓口をつくって、食品ロス近い期限切れのものを行政の窓口に届けてもらうと。それを行政のほうが福祉施設に配分するという、そういう取り組みを世田谷でやっておられます。そういうことも、これは人材の面、なかなか難しいのかなと思いますが、これから食品ロスの推進計画を立てられると思うので、また参考にしていただきたいなというふうに思います。  それでは、次に、公共交通の問題ですが、昨日、松田議員さんも公共交通のことを言われました。私、特別委員会の委員長をしておりまして、僕も精神障害者の方々は、減免措置の対象になるのかなと、改善されたのかなときのうまで思っておりまして、その答弁が意外でしたので、僕もびっくりしておったわけなんです。  当然当局ですから、差別なんて言葉は使われませんけど、なぜ精神障害者だけを区別したのか。そこがちょっとよくわからんがですよ。区別された精神障害者の本人、それから家族の方は、区別じゃなくて差別されたような感覚になると思うので、なぜそこだけ切り取ってといいますか、そこの障害者だけが対象にならないのか、その理由をお聞かせください。 123: ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 124: ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 昨日の松田議員への御答弁でもということでお話しさせていただきましたが、まず、障害の種類がいろいろありまして、減免措置をするという中に、入善町だけではなくて、当初、精神障害の方というのが含まれていなかったというのがまず1つ原因にあります。その中で、当町においては、タクシー、それからガソリン利用券の部分で福祉施策として対象にしてきたというような経緯がある。その流れの中で、他のところでは公共交通の利用の減免があったりというようなことが追加をされて、昨日もちょっと言葉足らずでありましたが、他の自治体では、ガソリン券の助成と、それから公共交通券の減免と両方とも制度をお持ちのところもありますし、ガソリン券というものの助成というものは全くない自治体もあって、それぞれ取り組みが違うと。その中では、入善町はタクシー、ガソリン券に対しての利用に対して支援を行ってきたという経緯がございますので、その中では、例えば差があるとか差別だとかといった言葉に関しては全然当たらない部分なんだろうというふうに考えております。  とりあえず繰り返しになりますが、もともと精神障害の方に関しては、公共交通について対象になるのが遅れがあったということを御理解いただければと思います。 125: ◯議長(佐藤一仁君) 5番 本田 均君。 126: ◯5番(本田 均君) 他市町村のいろいろなケースがあるというふうなことはありますよね。それは、公共交通の本質的なものは何なのかということを比べて、相対的に見ると、あっちよりいいとかあっちより悪いという。本質を見間違えるような気もします。じゃ、身体障害者の皆さんは、ガソリン券、タクシー券をもらっていないのかといったら、それはもらっておられますよね、現在。支給されておりますよね。じゃ、精神障害者の方は、公共交通の減免はなしで、タクシー券とガソリン券のみを支給されておると。そこの区別というのは、これは本人もですけれども、その家族は、それを聞くといたたまれないような心の琴線に触れるというか、そういうようなことだと思います。これ自体は、精神障害者も対象にするということで、この制度が毀損するとか、多額な費用が発生するとか、甚だ収支に影響するとかという話でもないので、これはぜひ入れてもらい対象にするべきだと思いますが、見直すことは悪なのでしょうか。 127: ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 128: ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 昨日の松田議員にもお答えをいたしました。このことにつきましては、昨日お答えしたとおり、交通網対策特別委員会であるとか、あと地域公共交通会議などでも十分御議論をいただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 129: ◯議長(佐藤一仁君) 5番 本田 均君。 130: ◯5番(本田 均君) ぜひ、僕は松田議員みたいに障害者の見識はそんなに深くはないんですが、一般的に考えて、障害者の一群といいますか、その方々に対して、なるべく公共交通は交通弱者、それから移動の自由、そしてまた移動の機会を創出するという大きな役割を持っておりますので、ぜひ精神障害者の方々も何ら費用もかからないだろうと思いますし、著しく制度がおかしくなるというようなものでもないと思いますので、ぜひこれは検討といいますか、改善をしていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 131: ◯議長(佐藤一仁君) 以上で、本田議員の一般質問を終了いたします。  次に、9番 五十里国明君。  〔9番 五十里国明君 登壇(質問席)〕 132: ◯9番(五十里国明君) 令和最初の6月議会の本会議、最後の質問者でございます。しばらくの時間、よろしくお願いいたします。  通告に従いまして、一問一答方式で質問したいと思います。よろしくお願いいたします。  都市計画、用途地域についてただしたいと思います。  1971年、政府の農工一体化政策のもと、日本列島改造論の発表に見られるように、日本は高度成長の真っただ中で、本町でも当時の柚木栄吉町長が町外に通勤しなくても入善に近代的な工場を誘致したいとの思いを当時の日本電信電話公社総裁で、後に入善町名誉町民に推薦された米澤 滋氏に要望され、入善町からNECに工場誘致の申し入れが行われ、入善町の強い誘致の熱意と勤勉性、工場の立地条件のよさで、富山県下初のエレクトロニクス工場の本格的進出が1972年に決定し、それは本町の期待は大変大きなものでした。  創業から47年間、情報化社会の進展に大きな役割を果たしてきている町の企業であり、また、社会に貢献し、信頼と調和をともに共存し発展した地元企業も、時代の変革から2002年、平成14年、NEC富山日本電気が分割となり、トーキン富山、京セラ富山工場の2分割になり、福祉施設NEC富山スポーツプラザの体育館の解体に見られるように、会社内の変革から経営の縮小がささやかれても、町当局は常に工場の増設に備え、工業地域の用地を確保し、農業用地は、現在、工業地域用地として必要としない状況になっています。  そこでただしますが、このような状況で工業地域用地の指定していることで、地権者に多大な障害が生じていると聞く。そこで、工業地域用地を解除に見直しをすべきと考えるが、当局の考えはどうか、ただしたいと思います。答弁をお願いします。 133: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  米田住まい・まちづくり課長。 134: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) お答えいたします。  用途地域とは、都市計画法に基づき定めるものでありまして、都市を住宅地、商業地、工業地などの13種類に区分をし、建物の用途や形態を規制、誘導することですみ分けと効率的な土地利用を図り、暮らしやすいまちづくりを目指すためのものでございます。  入善町におきましては、昭和50年に市街地を中心としまして、住居、商業、工業の分野で7種類、合計203.5ヘクタールにおいて初めて用途地域を設定したものであります。その後、昭和61年に部分的な拡大が図られるなどし、現在では用途地域全体で234.5ヘクタールとなっております。この用途地域のうち工業地域につきましては、主として、工業の利便の増進を図る地域と定められており、工場立地に対する制限がない地域となっております。  入善町では、効率的で計画的な工場の誘致を図るため、当時の既存工場を中心に指定されており、現在のアイシン新和工業株式会社の周辺と東洋紡株式会社、京セラ株式会社の周辺が工業地域となっております。工場増設を見越した工業地域の農地は指定解除にすべきとの御質問ですが、工業地域を含む用途地域につきましては、皆が住みやすい環境整備と計画的なまちづくりを行っていくために用途別にエリアとして定めているものであります。また、平成23年度に策定しました都市計画に関する基本的な方針である入善町都市計画マスタープランで定めております、町の将来都市像を実現するための施策とも密接に関連するものであります。  したがいまして、用途地域は具体的な計画のあるなしで定めるものではなく、町の目指す都市計画のためにエリアと指定するものであることから、工業地だけではなく、住宅地や商業地におきましても一部の農地だけを除外するということはそぐわないものと考えております。よろしくお願いいたします。 135: ◯議長(佐藤一仁君) 再質問があれば承ります。  9番 五十里国明君。 136: ◯9番(五十里国明君) ただいまの課長の答弁では、エリアという言葉を使いまして、エリアということは、時として私の言っていることの中ではみなしという形にとられても構わないと思いますが、工業地のみなしとして当局はエリアとおっしゃっていると思うんですけど、私の言うみなしに該当するかどうかということをまず聞きたいと思うんです。あなたはエリアとおっしゃいましたけど、工業用地のみなしとして、その地域を指定したということに関して、エリアイコールみなしの土地なのかどうかということを確認したいんです。 137: ◯議長(佐藤一仁君) 五十里議員にお尋ね。みなしというのはどういう。いいですか。  それでは、答弁を行います。米田住まい・まちづくり課長。 138: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) エリアというのは、その周辺地域全体といいますか、指定された部分が工業地であるか農地であるかにかかわらず、その地域を色づけしたものであるということを説明したつもりでございます。 139: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 140: ◯9番(五十里国明君) といいますと、用途地域内の工業地域に指定されている地目は、普通の地権者の立場からすると、毎年、納税のときの課税の対象は、みなしの名寄せ帳では田になっているわけですよ。だけど、それが相続という形になってくると、工業地域のみなしというような形で課税の率が違ってくるんですよね。そういうことがあると思いますが、どうか確認します。 141: ◯議長(佐藤一仁君) これについて答弁。  米田住まい・まちづくり課長。 142: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 調べましたところ、普通の固定資産税については現状で田は田として評価されていくというふうに聞いております。ただ、相続に関する場合の評価につきましては、用途地域内については、一応宅地並みということのように聞いております。ただ、宅地にしやすいということで宅地ということであって、そのまま宅地の課税をされているということではなくて、宅地にするための造成費用、あるいは擁壁をつくったりするための費用、そういったものを差し引きまして評価をしているというふうに伺っております。 143: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 144: ◯9番(五十里国明君) 理屈はよくわかるんですよね。ただ、課税の場所が、例えば入善の町でそういうものをする場合には対象者がお互いにわかりますから、こうだああだという話はできると思いますが、県税、国税あたりになってくると、入善の町ではありませんから、みなし課税で課税されるのが常識だと思うんですよね。ということは、そういう不都合なことがある中で、指定をいつまでもするからそういう問題が出てくるわけで、例えばこれが相続が終わりましたと。次、代がかわって相続するときにまたこういう問題が出てくるんですよね。それは、この地権者とか、今、課長のほうでいくらいくらの面積があるとかといいますけど、多い人は、田んぼ2枚ほどの面積を持っている人もいますよね。そうすると、田で評価されるのと、みなしの、先ほどおっしゃった工業地域なら、例えば造成したりなんかするときの費用も引いてという形をとられますけど、それにしてでも課税の対象が違うということなんですよ。どうですか。 145: ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。 146: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) わかる範囲でだけ答えさせていただきますけれども、先ほども言いましたが、用途地域内は容易に、要は農振地域みたいなところから外れているということもありまして、用途地域内は容易に宅地にできると。宅地として評価するということになっているようですけれども、宅地化に必要な費用、宅地造成費を引くことができるというふうになっております。路線価、それから、宅地造成費の単価、倍率は国税庁である程度定められておりますので、町のほうではどれだけになるかというのはなかなかわからないということでありますので、御理解をいただきたいと思います。 147: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 148: ◯9番(五十里国明君) しつこいような話をしますけど、今、説明の中ではよくわかりますけど、地権者、当事者からすると、その答弁がされてでも最後は課税の対象が違うということが一番になってくるんですよね。それはなぜかというと、工業地域に指定されたということの前提でそういう問題が出てきたということですよ。  ただ、場所からいいますと日本電気の近辺だと、新しく工場が造成されるという可能性は少ないと思いますよね。そういう中で、今の相続は終わりましたと。だけど、子どものときにもまたこういう問題が出ますよということが確認されている中で、あえてそういうものを設置する必要があるのかということを本人が言われるわけなんですよね。だから、課長は、今、わかる範囲でという物の言い方をしますけど、本来はわかる範囲じゃなくて、わかって、確実だ、いや、こういうときはこうなりますよというような形でないと、田んぼを持っている地権者は納得しないと思うんです。  それについてもうちょっと、税務課のほうでよろしく。 149: ◯議長(佐藤一仁君) 税務課長、これ、答弁できますか。  それでは、横山税務課長。
    150: ◯税務課長(横山国昭君) 農地の相続税の評価についてでありますけれども、これに関しましては、先ほどの答弁のとおり、国税庁の財産評価基準が適用されております。この基準では、農地の評価に関しましては、用途地域内と用途地域外で算定方法が違っております。まず、用途地域外の農地、通常の農振区域でありますけれども、固定資産税評価額から倍率方式で算定をしております。一方、用途地域内の農地に関しましては、路線価方式としまして、農地を宅地とした場合の価格から宅地造成費を差し引いた価格を評価額として算定しております。こういったような違いから、地域の条件によっては評価額が違いますが、こういったような方法によって、その土地の評価を適切に算定しているものというふうに考えております。 151: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 152: ◯9番(五十里国明君) 今、課長のほうから違うという話が出ましたけど、地権者は田んぼで持っているんですよね、簡単な言い方をすると。ただ、便宜上、そういうエリアで入っているというだけであって、本人が入れてくれって頼んだわけでもないしね。それは、最後は結果的に相続税とか、そういう中においての課税の対象が全然違うということに問題があるんですよね。だから、見直してほしいという話が出てくるんですよね。  どの課長でもいいですよ、答弁してください。 153: ◯議長(佐藤一仁君) 見直しをするかということの答弁ですね。見直しに関して、指定解除。要は、指定の見直しについて、どなたか、答弁をお願いいたします。当局。  梅津副町長。 154: ◯副町長(梅津將敬君) ほかの県でありますのは、見直しについては、当然、県あるいは町の都市計画審議会という話が出てくるわけでありますが、ただ、そこの部分だけを捉えてということだと少し問題があるのかなと。いわゆるこの市街地の中にも、田んぼだとか畑、宅地化されていないところが結構まだ残っているように思うわけであります。そういったこと、じゃ、それら農地については全て、いわゆる用途区域から虫の穴のように抜かしていくのかというと、やっぱりそれはまちづくりとしての町の考え方があるわけでありますので、それはなかなか難しいというふうには思っております。ただ、そこの場所についてできるかどうかについて、法律的な問題もありますので、それが適当なのかどうなのか。また、都市計画審議会等にも係る話でありますので、町とすれば、今は確かに工場等が出てきておらないかもしれませんが、町の方針とすれば、町長も言っておりますが、いわゆる企業誘致という部分でいろいろやってきているわけでありますので、例えばどこかで企業誘致をした場合には、やはり農振除外からの非常に時間がかかるという部分もありますので、そういったことも鑑みながらいろいろ慎重に検討していきたいというふうに思います。 155: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 156: ◯9番(五十里国明君) 真剣に検討するのはよくわかりますけど、田んぼの所有者からすると、そういうふぐあいがあるということを前提で、じゃ、そういう問題が出たとき、町から、例えばそれに対しての何か補助をするとか何かというのを考えなかったらおかしいような形は私は思うんですよね。当局の物の考えでそういうふうに設定されたんだから。  それと同時にもう一度聞きますけど、では、設定するときにそこのエリアの地権者の人に例えば承諾書をとるとか、何かそういう計画はあるんですかね。そういうのがあって設定されたのかどうかを確認したいと思います。 157: ◯議長(佐藤一仁君) それは2番目の質問に移られたということの御理解でよろしいですか。 158: ◯9番(五十里国明君) ちょっと上下しますけど、ひとつ。 159: ◯議長(佐藤一仁君) それでは、1番にはもう戻りませんが、2番目の質問の回答を求められますか。  どうぞ、もう一度ちょっとそこ。ダブって、今、質問があったような気がします。 160: ◯9番(五十里国明君) じゃ、もう一度、1番のほうを言いますけど、当局のほうも結論を出せないような状態ですからね。出せないから、私も質問の中で1番の問題も出てくることがあると思いますけど、当局の説明によって、私は2番目に移るかどうかにしますよ、それだったら。 161: ◯議長(佐藤一仁君) 一問一答方式は、1つずつの質問を切り上げていくという決め事でやっております。  今、1番の再質問中だと思いましたが、答弁を求められる内容に2番目の内容が入っておりましたので、私は2番目のほうへ移られるんですかということを聞いたんです。 162: ◯9番(五十里国明君) それだったら、1番目でもう一度確認しますけど、当局にしっかりした答えを出してください。 163: ◯議長(佐藤一仁君) それは2番目なので、御発言を少し控えて。1番目のいわゆる指定解除をすべきというところの答弁ですね。再々答弁。  米田住まい・まちづくり課長。 164: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 副町長がただいま申し上げましたように、町が今後、町の都市の将来像としてどう考えるかというものを反映しているものが都市計画用途地域でございます。住宅地系においては住宅地としてふさわしいものを、それから、商業系については商業系についてふさわしいもの、工業地については工業にふさわしいものということで、誘導と規制をしながら、みんなが住みよい都市を形成していくと。そのために用途地域、都市計画がなされているものであります。そういった中で決めてきておりますので、一農地だけを捉えて、同意がない云々で、部分だけを見直す、もしくは今は工業地での話ですけれども、例えば住宅地の中でおいてでも、ここは田だから俺は知らんと。だから、ここは外してくれと、それはなかなかできないというふうにお答えをしておきます。 165: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 166: ◯9番(五十里国明君) では、1番の問題は、当事者、例えば地権者が当局に説明してくれとか、そういう形で伺うこともありますが、そのときはまた丁寧な説明をしてやってください。  では、2番に移りますが、工業地域用地の指定には土地所有者の同意をされて指定されたのかどうか、確認したいと思います。 167: ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。 168: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) お答えします。  用途地域など、都市計画の決定に当たりましては、都市計画法において、公聴会の開催などにより、住民の皆さんの意見を反映させ案を作成することとされております。また、作成した案につきましては、公告縦覧し、広く意見を求めることとされております。さらに、学識経験者や一般住民等で構成される都市計画審議会での審議を経て決定し、告示することとなっております。法的には、特に地権者の同意を得ることは求められてはおりませんけれども、用途地域の設定などにつきましては、土地の利用制限や評価に影響を及ぼす可能性があることから、町としましても、案の作成段階において、利害関係者を対象とした住民説明会など開催しているところでございます。  以上です。 169: ◯議長(佐藤一仁君) 再質問があれば受けます。  9番 五十里国明君。 170: ◯9番(五十里国明君) 今の説明からすると、地権者でも時として見落としたりなんかすると、その状態がわからなく指定されているということもあるわけですよね。 171: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁。米田住まい・まちづくり課長。 172: ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 先ほども言いましたが、特に法的にはというか、都市計画法上は、特に地権者の同意というものは必ずしも求めてはおりませんけれども、都市計画の変更、あるいは追加なりする場合には、利害関係者を対象とした住民説明会などを開催しながら手続を踏んでやっておりますので、そこの土地が同意を得ているかどうかは、今、私どもにはちょっとわからないということでございます。 173: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 174: ◯9番(五十里国明君) 私、当事者じゃないから、これ以上の話はしませんけど、何か聞いていると、おかしな話をされますから、ちょっと考えておいてくださいよ。課長の話だと、土地の所有者の同意を得なくてもいいとかという話が出ましたけど、得なくてもいい場合に相続になったりなんかしたときにこういうみなしが出てきて、税率が違うということが出てきた現実があるわけですから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  次に移りますが、当局から、令和元年度入善町請負工事等入札参加資格者の……。 175: ◯議長(佐藤一仁君) ちょっとお待ちください。  3番の工業地域は何カ所で、面積はどれほどかという項目が来ておりますが。 176: ◯9番(五十里国明君) いや、課長がさっき言われたから。面積は言われたから。 177: ◯議長(佐藤一仁君) よろしいですか。 178: ◯9番(五十里国明君) 初めの段階で言われたから。じゃ、割愛します。 179: ◯議長(佐藤一仁君) わかりました。  すみません、どうぞ。 180: ◯9番(五十里国明君) 当局から、令和元年度の入善町請負工事等入札参加資格者格付表が発表されたが、それについてただしたいと思います。  1番の入札参加資格者は2年ごとに参加資格者が評価され、前回、平成29年度入札参加資格者表と令和元年の格付表を対比すると、今年度、Aランクは総合評価点を平成29年度より10点加点され900点以上として評価点を重要視されているが、Bランクは平成29年度で総合評価点640点の指定評価点は今回はなく、前回までされていた格付基準総合評価点を指定しなくなった理由はなぜなのか、答弁願いたい。 181: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 182: ◯副町長(梅津將敬君) お答えいたします。  Bランクの格付に対する御質問でございますが、Bランクの格付基準につきましては、今ほど議員が言われたように、2年前と、Aランクもそうでありますが、変更を行っております。Bランクの格付基準につきましては、町では、近年での業者数の減少傾向や年度別の入札実績などの状況を踏まえまして、Bランク格付基準をCランクと同様に総合評価点の指定を削除いたしまして、町土木事業で一定の実積のある業者を格付したものであります。 183: ◯議長(佐藤一仁君) 再質問あれば。  9番 五十里国明君。 184: ◯9番(五十里国明君) 今の副町長の説明では、総合評価点のCと同等の扱いでBランクを指定したという説明がございましたが、業者の立場からしますと、例えばAのときは何点以上とか、Bの場合は何点以上とかと明確なものがあったときに、判断材料としては、ああ、そうかというのは納得できると思うんですよね。ただ、今、副町長の、今年度はそういうふうにしましたということですから、一応それは理解します。  次に移ります。  Aランクが8,000万円以上の工事完成高というような形でうたっていますけど、これは町発注工事でなく、Bランクだけが格付基準評価は、町発注工事のみを平成29年、平成30年の合計1,000万円以上の工事完成高のみに変更されたが、Bランクが工事高を町発注工事高に限定したその意図は何か、答弁願いたい。 185: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 186: ◯副町長(梅津將敬君) 今回の格付におきましては、Aランクは総合評価点や年間平均工事完成高、1級国家資格者数など、業者の経営状況や技術力を総合的に判断して決定したものでございます。また、Bランクにつきましては、先ほども説明いたしましたが、減少する業者数を勘案して総合評価点を削除し、一定の町発注工事完成高を有する実績のある業者で、加えまして、1級、または2級国家資格者数などを総合的に判断して決定しているところでございます。 187: ◯議長(佐藤一仁君) 再質問あれば。  9番 五十里国明君。 188: ◯9番(五十里国明君) 副町長に尋ねますが、Aランクが一般企業合わせの工事高、Bは、町発注のみの工事高、まずそこに違いがあると思いますよね。といいますのは、一般の人が見ると、Aの業者が12社かありますけど、町から8,000万円以上の工事高を受注しているように見られることが、町の立場からするとよろしいかもしれませんけど、評価の立場からするとちょっと違うんじゃないかと思うんですが、副町長の考え方をどうぞ。 189: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 190: ◯副町長(梅津將敬君) 今ほど申し上げましたように、Aランクにつきましては、いわゆる総合評価点と。この総合評価点の中には、当然年間の平均工事高も加味されているものでございます。今ほど申し上げましたように、Bランクにつきましては、総合評価点を廃止いたしまして、一定の町発注工事完成高を有する実績のある業者ということでランクづけしたものでありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 191: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 192: ◯9番(五十里国明君) 副町長のほうから話が出ましたから、それは了としまして、次のほうに移りますが、CランクからBランクにランクアップを考えたときに、令和元年と令和2年の2年間で1,000万円以上の工事高の受注が必要になってくるわけですが、Bランクの基準からしますとね。それだけCランクに発注する工事量があるのかどうか、ちょっと伺いたいと思います。 193: ◯議長(佐藤一仁君) 答弁。梅津副町長。 194: ◯副町長(梅津將敬君) 発注基準につきましては、ちょっと今、資料を持っておりませんが、Aランク並びにBランク、あるいはBランク以外のところということで発注基準を設けているところでございます。Cランクの方がBランクに上がる場合には、それなりにそういった発注基準もありますので、その中で町が発注したところで、なかなか難しいとは思いますが、努力していただければというふうに思います。 195: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 196: ◯9番(五十里国明君) 今の副町長の答弁からしますと、何か私の感じからしますと、Cランクの固定化につながるような感じに受けるんですよね。1,000万円の工事量がなかったらそのままのような形になりますよね。また、ないから上がれないのが事実ですから。そうするときに、町当局も仕事の発注には一生懸命になってもらわないと業者のほうは困るというような形になるわけですが、副町長、もう少しその説明を細かくやってくださいよ。 197: ◯議長(佐藤一仁君) 要は、Cランクに固定化されてしまうのではないかという懸念ですね。  梅津副町長。 198: ◯副町長(梅津將敬君) ランクの格付ということで、今年度というか、来年度も含めてですが、Aランクについては10社、Bランクについては12社だったと思いますが、Cランクの方もおられますが、これらのランクづけ、令和元年、令和2年度については固定ということになりますが、令和3年度以降につきまして、それらについては、またそれぞれの基準でのランクづけになるかというふうに思いますが、今回は令和元年度、令和2年度についてのランクづけということでよろしくお願いしたいと思います。Cランクの方についても、町発注工事につきましては、それなりにそういったものがあれば配慮していきたいというふうに思います。 199: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 200: ◯9番(五十里国明君) 今の副町長の説明の中で、次回に聞くこともあると思いますので、4番に移ります。  町の格付基準となる総合評価点は、富山県土木の入札参加資格の経審の客観的評価点と町の主観的評価点で総合評価を格付されているが、本町の全企業で主観的評価点の最高評価点は何点ぐらいなのか、教えていただきたいと。 201: ◯議長(佐藤一仁君) これについて、梅津副町長。 202: ◯副町長(梅津將敬君) 町の主観的評価点ということでございます。入善町の主観的評価点につきましては、まず1つ目には、町工事成績の数値、点数でございますが、2番目といたしましては、信用状況の数値、3番目、地域社会への貢献の数値、4番、品質管理の取り組みの数値の4項目を設定しております。これらを数値化いたしまして、この評価点を出しているところでございます。評価点の算出方法につきましては公表してはおりますが、その中に一部非公開の項目があることから、主観的評価点そのものの公表はしておりませんので、最高点をお答えすることは差し控えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 203: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 204: ◯9番(五十里国明君) これも後でまた関連することもあると思いますので、次に行きます。  5番ですが、県のランクづけは、経営審査、本町の客観的評価点と県の補足点、本町の主観的評価点で総合評価をインターネットで公表されていると。本町でも総合評価点をランクづけ公表時に公表すべきと思うがどうか。副町長、答弁をお願いします。 205: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 206: ◯副町長(梅津將敬君) 今ほどお答えいたしましたとおり、主観的評価点につきましては公表してはおりませんので、差し控えさせていただきます。なお、入善町請負工事等入札参加資格通知書におきまして、各業者には総合評価点を通知しておりますので、よろしくお願いいたします。 207: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 208: ◯9番(五十里国明君) 副町長、個人の業者に出しているのはわかりますよ。だけど、公に出せば、ああ、この業者がAランク、この業者がBランク、そういうものがお互い業者間でわかるというんですよね。なぜ公表しないんですかということですよ。 209: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 210: ◯副町長(梅津將敬君) 先ほども評価点の4つの項目を申し上げましたが、特に信用状況の数値というのがございます。これらについては非公開とすべきものでございますので、そういったものも含まれますので、町とすれば今のところ評定数の公表についてはしていないということで御理解いただきたいと思います。 211: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 212: ◯9番(五十里国明君) 副町長もよく言われる、県に準じてというような話をしますけど、県は公表していると本員も副町長に話しているんですよね。だから、県が公表して公に見ることができるんだから、町もしてはどうですかということですよ。県に準じたやり方をすればね。そのほうが業者のほうでもはっきりするからわかると思いますよ。 213: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 214: ◯副町長(梅津將敬君) それらにつきましては、次回以降の格付についてまた検討させていただければというふうに思います。 215: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 216: ◯9番(五十里国明君) 時間ないですから、次、6番目に移りますが、ランクづけに当局は、格付基準を変更することは業者の方も理解できると思いますが、変更するには、A、B、Cランクの格付基準の統一が必要だと思う。また、業者の格付は公平、公正を確実に確保すべきと思うが、当局の考えはどうですか、副町長。 217: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 218: ◯副町長(梅津將敬君) 格付基準につきましては、先ほども申し上げましたが、ここ数年での業者数の減少や建設事業費の縮小など、さらには各業者の経営状況、技術者数の確保なども考慮いたしまして、町の建設業の実態に応じた格付を行っているところでありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  また、統一ということについては、今ほど申し上げましたように、その実態に応じた格付を行っておりますので、よろしくお願いいたします。 219: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 220: ◯9番(五十里国明君) 副町長、私の言うのは、変更するときには、A、B、Cランクの統一が必要と同時に、先ほど副町長の説明では、格付するときにその状態でA、B、Cのランク基準を変えるんだという話をされてと思うんですよね。それが一番不透明なことになるんですよ。少なくても3カ月ほど前とか半年ほど前に、次の格付のときにはこういう基準でやりますよと。そういうものが出ていればはっきりわかりますけど、発表されたとき、例えば私が今質問していますよ。質問しているから、副町長の答弁があって、ああ、そういうやり方をするのかとわかりますけど、一般の業者の人はそれはわかりませんよね。格付されたランクづけの資料を見て、私のところは今度はAに上がったとか、Bに落ちたとか、そういうものが出てくると思うんですよね。少なくとも半年ほど前に基準は、Aランクはこういうような形にします、Bランクはこういうような形にしますとなれば、それ相応の業者も対応の仕方があると思うんですよ。どうですか。 221: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 222: ◯副町長(梅津將敬君) 2カ年にわたる指名願につきましては、2年ごとに2月中に県の審査を受けたものについて、県と同様の申請書をいただいているところであります。先ほども申し上げましたように、やはりそれらの申請をいただいたときには、業者数の問題、そういった評点の問題、それぞれ実態を調査しないことには、なかなかこの格付というのは難しいのかなと。また、どういいますか、先ほども言いましたように、国家資格を持っている数もそのときに初めてわかりますので、それらを考慮しての格付ということになるかと思います。  五十里議員が言われる、例えば6カ月前に言われれば、業者さんももうちょっと頑張るわという気持ちもあるのかもしれませんが、それについてはなかなか半年前に次の年の基準を皆さんにお知らせするというのはちょっと困難かと思いますので、よろしくお願いいたします。 223: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 224: ◯9番(五十里国明君) 次に移ります。  7番ですけど、格付基準にある入札希望者の項目の中に主たる営業所であるという一言が入っていますけど、この営業所の定義、ちょっと副町長、説明ください。
    225: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 226: ◯副町長(梅津將敬君) 主たる営業所の定義についての御質問でございます。主たる営業所の定義につきましては、建設業を営む営業所を統括し、指揮監督する権限を有する1カ所の営業所であるというふうになっております。具体的な1つの例を申し上げれば、例えば営業所長に入札及び契約の権限を付与しているといった部分が1つには挙げられるかなというふうに思っております。 227: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 228: ◯9番(五十里国明君) 副町長の今の説明からしますと、この入札の業者の中に、支店という形で入っている業者がいると思いますが、そうしますと、支店ということになりますと、本店から従属し、本店の指示に基づいて、命令に服しているのが支店の要素だと思いますよね。そうすると、支店では営業所じゃないんだから、入札にかかること自体がおかしいんじゃないですか。業者名は出していませんけど。 229: ◯議長(佐藤一仁君) 竹島企画財政課長。 230: ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 主たる営業所というのは、営業所等々を統括していると。いわば通常でいきますと本店という扱いになりますが、形骸的な本店ではなくて、実質的に指揮系統を有しているというのが主たる営業所ということになります。したがって、何々支店ということで上位に総括するものが存在するということになれば、それは主たる営業所ではないということになります。 231: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 232: ◯9番(五十里国明君) 当局の説明が一応そういう形ですから、私のほうも再度また申し込みすることがあろうかと思います。よろしくお願いします。  次に移りたいと思います。  平成30年12月議会から、議会改革の一環として、一般質問を一括方式、一問一答方式、分割方式から選択し質問することが決定され、令和元年6月議会で3回目の定例会になりますが、本員は12月議会で一問一答方式で質問しました。そのときの問題点をただしたいと思います。  私は、12月議会で2つの質問を通告いたしました。1つ目は、笹島町政2期目の施策。2つ目に公文書、文書管理に関する12の質問を通告いたしました。  町長から2期目の施策の答弁をいただき、質問2番目の公文書、文書管理に関する質問で、事前に副町長に提出した本員の「広報入善」に掲載されていた工事発注状況をもとにし作成した資料が、指名回避件数の相違があるとする調査資料として、副町長が認めるか否かをただしました。その答弁で、副町長は、町の広報には、どの業者が指名されたかということは一切載せてありませんので、五十里議員がそういうふうに言われるのはおかしいのではと思います。そういったことをまずお答えさせていただきますと答弁され、提出した資料を認められないとの答弁で、通告した質問を割愛し、質問いたしました。  それが12月定例会2日目、開議の冒頭、議長から、本日の日程に入る前に、ただいま梅津副町長から、昨日、12月12日の五十里国明君の一般質問に対する答弁を間違いによるものとして発言を取り消したいとの申し出がありましたと発言があり、その申し出に、会議規則第63条の規定によりこれを許可することを認めたのですが、この問題は、副町長が質問内容を十分把握しながら、職員に十分説明せず答弁書を書かせ、その答弁書を読むことから起きた議会答弁の真剣さに欠ける議会軽視の取り消し発言であったと思います。  そこで、副町長にただしますが、副町長の発言取り消しに最初に発言者の本員に同意を得、議長に申し出るのが道理と考えるが、なぜ本員に同意を求めなかったのか。また、取り消したい部分はどこなのか、あわせて答弁願いたい。 233: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 234: ◯副町長(梅津將敬君) それでは、お答えさせていただきます。  昨年12月議会での五十里国明議員の御質問の中で、議員が提出されました資料は、「広報入善」に掲載された工事発注状況を整理したものと述べられたことに対して、私が答弁させていただいたところでございます。  その後すぐ議員のほうから、その資料について、広報だけではなくて、議員がほかの資料も独自に調査されてつくられたとの発言がありましたので、さきの私の答弁における町の広報に基づいてつくられた資料云々の部分については、その答弁の根拠に誤りがあったため、この発言を取り消したい旨を答弁の中で述べさせていただいたところであります。発言の削除につきましては、その手続が議会規則で定められておりまして、改めて翌日ではありますが、議長に申し出たものであります。この私の答弁の取り消しにつきましては、発言者である五十里国明議員に同意を求めるべきではとの御質問でございますが、今ほど述べましたとおり、五十里議員の答弁の中で削除の要望を発言しておりまして、五十里議員の御理解を得たものというふうに思っておりました。  規則の中ではいろいろ書いてございますが、今ほど申し上げましたように、議長に発言の取り消しを申し出た後、議長のほうから議員の皆様にその取り消しについて諮っていただきまして、発言を削除していただいたところであります。私とすれば、議会の定めに従って手続をさせていただいたというふうに思っておりますが、同じ12月議会の定例会の最終日で議会全員協議会において、五十里国明議員のほうから、今回の御質問と同様に、議員本人に同意を求めるべきではとの話をいただいたところであります。今ほど申し上げましたとおり、削除については、五十里議員の御理解を得たものと勘違いしたものでありまして、申しわけございませんでした。  また、さきの12月議会の最終日の全員協の場でも申し上げましたとおり、議会のルールに従うとともに、間違った答弁をしないよう今後気をつけてまいりますので、よろしくお願いいたします。  なお、取り消しした部分につきましては、今ほど答弁でもお答えいたしましたが、当時の私の答弁における町の広報に基づいてつくられた資料云々の部分についてであります。議会の了解を得て削除いただいた発言の部分でありまして、詳細については控えさせていただければというふうに思っております。どうかよろしくお願いいたします。 235: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 236: ◯9番(五十里国明君) 今、答弁いただいたんですが、私の聞き間違いか否かは別として、私の頭に今残っているのは、五十里議員がそういうふうに理解されたと思っていましたと伺ったんですが、もう一度確認しますけど、よろしいですね。私が取り消しを認めるということを理解されたということを副町長はおっしゃっていますけど、私は認めても何もいません。そんな話、聞いていませんよ。 237: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 238: ◯副町長(梅津將敬君) 私は御理解いただいたというのは、私が発言した部分について、どの部分を削除かということで御理解いただいたというふうに理解しているところでございます。ただ、よくわかりませんが、全員協の中でも話になりましたが、例えば職員側が発言したものについて、質問者に対する同意がどうのこうのというところまで全員協の中では議論にはならなかったとは思うんですが、全員協の中では、幾つかの議員の方々から、それはやっぱり一言あってよかったのではないかという御意見もいただきましたので、今後とも気をつけていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 239: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 240: ◯9番(五十里国明君) 副町長に言いますけど、私は、冒頭で言いましたけど、12の質問を割愛して述べたという話もしたんですよ。副町長に、始める前にそれを認めるかどうかということをまずただすときに、冒頭から言ったのは、町の資料なら認めますけどというような形と同時に、そういうものは載っていませんから認めませんという話から、私は質問を割愛して、ほかの質問に移した経過があるんですよね。頭かしげること何かありますか。 241: ◯議長(佐藤一仁君) 五十里議員、答弁を求められるんですか。 242: ◯9番(五十里国明君) 当たり前、もちろん求めますよ。というのは……。 243: ◯議長(佐藤一仁君) でしたら、お座りいただかないと答弁をしてもらえないんです。 244: ◯9番(五十里国明君) だから、頭をかしげておるから、わからなもう一回言おうかと思って話しておるがです。わかりました、副町長。 245: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 246: ◯副町長(梅津將敬君) ちょっと議事録を確認しなきゃいけないわけでありますが、私が答弁させていただいたのは、五十里議員からいただきました資料につきましては、平成13年度の指名のいろんな経緯についての資料だったわけでありますが、私どもとすれば、それを確認できる資料がないということで御答弁をさせていただいたところでありますので、初めからそれがどうのこうのということではありませんが、ちょっと確認しようがなかったという答弁をさせていただいたというふうに思っております。 247: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 248: ◯9番(五十里国明君) 時間がありませんから、3番に移ります。 249: ◯議長(佐藤一仁君) 何番。3番ですか。 250: ◯9番(五十里国明君) 3番。  本員は、副町長に資料を手渡すときに、町当局には資料がないから、ここで調べればわかりますよと伝えてあり、調べる意思があれば、副町長であれ職員であれ、本員に内容をただす時間は十分あったと思います。どうですか、答弁をお願いします。 251: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 252: ◯副町長(梅津將敬君) 先ほども申し上げましたように、五十里議員のほうから私がいただきました資料につきましては、広報及び他のさまざまな情報をもとにつくられたというふうにはお伺いしていただいたところであります。しかしながら、先ほども申し上げましたように、いわゆる町に残っている資料との確認ということが絶対必要だというふうに思っておりますので、12月議会に答弁させていただきましたように、町の持つ情報等では、その部分というよりも、そこにつきましてはなかったということで確認ができなかったと答弁させていただいたところであります。 253: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 254: ◯9番(五十里国明君) 副町長、これは覚えておいてくださいよ、もう時間がありませんから。町の資料でなかったら認めることができないというのは、それは何度も聞いています。それと、こういう資料は8年たったら廃棄していると。そこまでは私も確認しましたし、この続いたことが、時間がないからまた次回のときに話をすることがあると思いますが、その話だけは、副町長は、私の渡した資料は持っていますか、まず。答弁。 255: ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 256: ◯副町長(梅津將敬君) こちらには持ってきておりませんが、コピーして担当の職員にも渡しましたし、担当の職員も私も議会録のファイルがありますので、その中でとじております。 257: ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 258: ◯9番(五十里国明君) もう時間がございませんから、町長に聞きたいというやつは、また次回のときやりますから。  きょうはこれで質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 259: ◯議長(佐藤一仁君) 以上で、五十里国明議員の一般質問を終了いたします。        ─────────────────────────            議案第23号ないし議案第29号 260: ◯議長(佐藤一仁君) 次に、日程第2 議案第23号ないし議案第29号 令和元年度入善町一般会計補正予算(第2号)ほか6件の議案7件について総括質疑を行います。  なお、これらの議案につきましては、各所管の常任委員会へ審査付託の予定でありますので、議員各位におかれましては、できるだけ所属委員会以外の分野について簡潔に質疑されますようにお願いをいたします。  (総括質疑) 261: ◯議長(佐藤一仁君) まず、議案第23号 令和元年度入善町一般会計補正予算(第2号)について質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 262: ◯議長(佐藤一仁君) 質疑ないものと認めます。  次に、議案第24号 入善町森林環境譲与税基金条例の制定について質疑を行います。  質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 263: ◯議長(佐藤一仁君) 質疑ないものと認めます。  次に、議案第25号 消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整理についてないし議案第29号 入善町水道の布設工事の監督及び水道技術管理者の資格に関する条例の一部改正についての議案5件について一括して質疑を行います。  質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 264: ◯議長(佐藤一仁君) 質疑がないものと認めます。  以上で上程案件に対する質疑は終結いたしました。  (議案等の常任委員会付託) 265: ◯議長(佐藤一仁君) お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては、お手元に配付の委員会付託表案のとおり、所管の常任委員会へ付託し、慎重に審査することといたしたいが、これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 266: ◯議長(佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、付託表案のとおり常任委員会へ付託し、審査することに決定いたしました。        ───────────────────────── 267: ◯議長(佐藤一仁君) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。  本日はこれにて閉議いたします。  なお、さきに配付してあります議会日程のとおり、各常任委員会を開催され、委員長は審査の結果を18日午前中まで事務局へ提出をお願いいたします。  また、次の本会議は、6月19日水曜日、午後1時30分から再開し、委員会審査報告、討論、採決及び予定されている残りの案件について審議いたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  議員並びに当局には大変お疲れさまでございました。  午後 2時56分 散会 発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. 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